Claude Code v2.1.200〜v2.1.201 の主要アップデート

Claude Code v2.1.200〜v2.1.201 の主要アップデート

Claude Code v2.1.200 〜 v2.1.201 のアップデート内容をご紹介します。バックグラウンドセッション周りの安定性修正が中心で、加えて既定挙動の重要な変更が2つ入っているため、特に自動運用をされている方はご確認ください。
2026.07.04

クラウド事業本部の石川です。Claude Code の v2.1.200 〜 v2.1.201(いずれも 2026-07-03 公開)のアップデートをまとめてご紹介します。

アップデートサマリー

対象は 2 バージョン(v2.1.200 / v2.1.201、いずれも 2026-07-03 公開)で、変更は計 18 件です。内容の大半はバックグラウンドセッション・バックグラウンドエージェント周りの安定性に関する修正で、加えてスクリーンリーダー対応の改善が含まれます。あわせて、AskUserQuestion ダイアログの既定の挙動と、パーミッションモードの表示名という 2 つの既定挙動の変更が入っている点にご注意ください。

注目のアップデート

  • 不具合解消: スリープ/復帰後や停止したセッションの再開時に、バックグラウンドセッションがターンの途中で無言のまま停止する不具合が修正されました(v2.1.200)。今回のリリースはこの種のバックグラウンド周りの安定性修正が中心です。

対象バージョンと期間

バージョン 公開日
v2.1.200 2026-07-03
v2.1.201 2026-07-03

改善

  • スクリーンリーダー向けの出力が改善されました。装飾用のグリフを非表示にし、トランスクリプトの記号を短いラベルとして読み上げ、ネストしたテーブルを Header: value. の行として読み上げます(v2.1.200)。
  • インストールスクリプトが改善され、システムのメモリ不足によってインストールが強制終了された場合にその旨を説明するようになりました(v2.1.200)。
  • Claude Sonnet 5 のセッションで、ハーネスからのリマインダーに会話途中の system ロールを使用しないよう変更されました(v2.1.201)。

修正(主要なもの)

安定性・操作性に関わる修正を中心に抜粋します。

  • バックグラウンドセッションの途中停止を修正: スリープ/復帰後や停止したセッションを再度開いた際に、ターンの途中で無言のまま停止する不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • 不正な MCP 設定による起動時クラッシュを修正: .claude.jsondisabledMcpServers または enabledMcpServers に配列以外の値が設定されている場合に起動時にクラッシュする不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • キャンセル済みターンの再実行を修正: 停止からの再起動後に、Esc でキャンセルしたターンをバックグラウンドセッションが再実行してしまう不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • stale な daemon.lock によるエージェント起動不能を修正: クラッシュで残った daemon.lock の PID を OS が再利用したことで、バックグラウンドエージェントが二度と起動しなくなる不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • バックグラウンドエージェントのロスター破損を修正: 一時的な破損が orphan クリーンアップを恒久的に無効化する、古いバイナリが新しいバージョンの書き込んだフィールドを保持しない、デーモン再起動時にソケット認証トークンが除去される、といった複数の不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • レート制限時のサブエージェント空応答を修正: テキスト出力を生成する前にレート制限で打ち切られたサブエージェントが、正常に失敗せず空の結果を返す不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • git worktree でのプラグイン読み込み不良を修正: 同一リポジトリの git worktree からプロジェクトスコープのプラグインが正しく読み込まれない不具合を修正しました(v2.1.200)。
  • tmux 3.4 以降での描画ちらつきを修正: 同期化されたターミナル出力を有効にすることで、tmux 3.4 以降での描画のちらつきを修正しました(v2.1.200)。
  • このほか、デーモンの引き継ぎ判定、エージェントビューでの制御バイト表示、--plugin-dir フラグの順序、/mcp 一覧のスクリーンリーダー向けフォーカス追跡、音声入力の誤解を招くエラーメッセージなど、多数の細かな不具合が修正されています(v2.1.200)。

破壊的変更・非推奨

いずれも既定の挙動・表示に関わる変更です。運用に影響し得るため、あらかじめご確認ください。

  • AskUserQuestion ダイアログが既定で自動継続しなくなりました(v2.1.200)。挙動を制御する askUserQuestionTimeout 設定が追加され、既定値は "never"(回答するまで待機)です。ここで注意したいのは、アイドルタイムアウトで自動継続する際に選ばれるのは「推奨(Recommended)」オプションではなく、その時点で自分が選択済みのオプション(何も選んでいなければ無選択のまま)で続行されるという点です。自動継続を利用したい場合は、/config の「Question auto-continue timeout」(askUserQuestionTimeout)で "60s" / "5m" / "10m" を明示的に指定してオプトインします。無人・自動での運用でダイアログの自動継続に依存していた場合は設定の見直しが必要です。
  • 「default」パーミッションモードの表示が「Manual」に変更されました(v2.1.200)。CLI・--help・VS Code・JetBrains 全体で表示名が変わっています。なお --permission-mode manual"defaultMode": "manual" は従来の default と併用可能で、既存の指定はそのまま動作します(後方互換あり)。

最後に

v2.1.200 と v2.1.201 は、いずれも 2026-07-03 に公開されたバックグラウンド周りの安定性強化を中心とするリリースです。バックグラウンドセッション/エージェントの停止・再実行・起動不能といった実務で影響の大きい不具合が多数解消されています。あわせて AskUserQuestion の自動継続とパーミッションモードの表示名という既定挙動の変更が入っているため、無人運用や手順書がある場合は影響を確認しておくと安心です。気になる変更があればアップデートして確認してみてください。

参考文献

https://github.com/anthropics/claude-code/blob/main/CHANGELOG.md

https://code.claude.com/docs/en/changelog

https://code.claude.com/docs/en/configuration


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