[小ネタ] Health イベントの service に指定する AWS サービス名の確認方法

[小ネタ] Health イベントの service に指定する AWS サービス名の確認方法

まずは AWS サービス名前空間を確認してください
Clock Icon2024.03.13

アノテーション・テクニカルサポートチームの hato です。

次のようなお問い合わせをいただくことがあり、少し調べてみました。

  • EventBridge で特定 AWS サービスの Health イベントだけを通知するルールを作成したいがserviceに指定する値が不明。
  • AWS サービスの略称を指定するようだが、略称はどこから確認できるか

まず AWS サービス名前空間を確認

AWS サービス名前空間(例:EC2S3)が該当する場合が多いようです。

AWS サービス名前空間は、AWS サービスを一意に特定するために用いられる名前空間で、ARN 等に使用されています。 詳細については次のブログが参考になると思います。

サービス名と AWS サービス名前空間の一覧は次のコマンドで取得できます。(詳細は上のブログ参照)

i=`aws iam generate-service-last-accessed-details --arn arn:aws:iam::aws:policy/AdministratorAccess --output text` && sleep 1 && aws iam get-service-last-accessed-details --job-id $i --max-items 1000  | jq -c '.ServicesLastAccessed[] | [.ServiceName,.ServiceNamespace]'
$ i=`aws iam generate-service-last-accessed-details --arn arn:aws:iam::aws:policy/AdministratorAccess --output text` && sleep 10 && aws iam get-service-last-accessed-details --job-id $i --max-items 1000  | jq -c '.ServicesLastAccessed[] | [.ServiceName,.ServiceNamespace]'
["AWS App2Container","a2c"]
["Alexa for Business","a4b"]
["AWS IAM Access Analyzer","access-analyzer"]
["AWS Account Management","account"]
["AWS Certificate Manager","acm"]
...

確認できない場合 AWS ドキュメントを確認

実際に試したところ、上記コマンドでは確認できないサービスがいくつかありました。
例えば、一番上に表示される「A2I」です。

上記コマンドで確認できない場合は、次の AWS 公式ドキュメントから探します。

「A2I」はエンドポイント側のドキュメントに記載がありAmazon Augmented AIのようです。

Amazon Augmented AI endpoints and quotas - AWS General Reference

Endpoint
a2i.us-east-2.amazonaws.com

その他の方法として、検索エンジンで「AWS <略称>」で調べるとサービスのドキュメントが確認できる場合があります。

Amazon A2I (人による機械学習予測のレビューを簡単に導入) | AWS

参考資料

アノテーション株式会社について

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