コミュニティにゆるくゆるく参加しています [クラスメソッドコミュニティAdvent Calendar 2024]

コミュニティにゆるくゆるく参加しています [クラスメソッドコミュニティAdvent Calendar 2024]

Clock Icon2024.12.03

コーヒーが好きな emi です。

当エントリは 『クラスメソッドグループのコミュニティ活動 Advent Calendar 2024』3日目のエントリです。

このアドベントカレンダー企画は、クラスメソッドグループにおける「コミュニティやイベントごと」に関わっている・携わっているメンバーが、自身の関わり合いを通じてコミュニティ活動やイベント参加の楽しさ、面白さなどを紹介する内容となっています。

自己紹介

emi と申します。

https://dev.classmethod.jp/author/emi/

社会人 9 年目くらいで、クラスメソッドには 2023 年3 月に入社いたしました。AWS 事業本部コンサルティング部で主に AWS を使ったインフラ基盤構築やアドバイザーなどをしており、最近は QuickSight を使ったデータ可視化などを担当させていただいております。
主に参加しているコミュニティは JAWS です。時々違うコミュニティにも顔を出すことがあります。

https://jaws-ug.jp/about-us/

今は re:Invent 2024 参加のためラスベガスに来ています。本ブログはラスベガスからお送りします。

コミュニティ参加のきっかけ

きっかけは 2021 年の AWS Summit Tokyo にオンラインで参加したことだったと思います。Developer Zone というトラックで、コミュニティに貢献している方々の話を聞くパネルディスカッションのようなコーナーがあったのですが、その時 波田野さん が JAWS-UG CLI 専門支部の紹介をしていました。波多野さんの CLI に関する話が面白くて、オンラインで参加できるということで初めて参加してみたのが技術コミュニティへの初参加でした。
オンラインなら一人で参加しても怖くないなと思ったのです。

https://jawsug-cli.connpass.com/

JAWS-UG CLI 専門支部は世界で最も開催回数が多い支部で、当時は毎週参加していてコミュニケーションはチャットでおこなっていたました。
そのチャットのやり取りの中で「emi さんその話 LT で聞きたいです」と言っていただけて、「あ、私みたいな一般のエンジニアでも LT とかやっていいんだ」と思ったことを覚えています。その後 CLI 支部で初めての LT 登壇をしました。

私の「コミュニティにゆるく参加」とは

私は

「コミュニティにガッツリ参加している人」≒「顔が広く、コミュニティの運営をしていて、定期的にイベントを開催している人」

というイメージがあります。イメージには個人差があると思いますが、私はこう思っています。

なので、たまにコミュニティに参加しているだけの私はゆるく参加している方だと思っています。特に運営をやっているわけでもなく、時々 Connpass で登録していて流れてくるイベント情報を見て「これ面白そう」と思ったら参加するくらいです。いつも一人でふらっと参加し、お酒が飲めないので懇親会には出ず帰ることも多いです。
業後にキャッチアップが必要な場合や資格取得のための勉強をしないといけないシーンも多いので、休日にコミュニティに参加できる体力が残っている場合に限って参加しています。
たまに「emi さんはコミュニティによく参加してなじんでいるね」と言われることもあるのですが、そんなこともなく、いつもふらりと一人でいるので、個人的には浮いているように感じています。

こんな感じでちょっとだけゆるく参加する、というのを続けているのでキラキラした話は書けなさそうなのですが、代わりに、細く長くコミュニティを楽しんでいる私のケースを書いてみます。

頑張りすぎない

私は明確に自分の体調を最優先事項にしています。頑張りすぎて体調を崩すのが一番勿体ないので…。
無理して参加してしんどくなってしまうより、ゆるく参加して楽しく継続していきたいと思っています。
運営をするとなると定期的に業務外で準備や手配などをする必要があり、本業が忙しい時に調整ができないかもしれないと思うとなかなか踏み出せず。運営をやっていただいている皆様には本当に頭が上がりません。本当にいつもありがとうございます。

また、私自身インドアで、大勢の人がお酒を飲んでパーリィナイしているような空間は疲れてしまう方です。なので、ネットワーキングや横のつながりが大事というのは重々承知しているのですが、時には途中で切り上げて帰って休むことも多いです。

コミュニティの楽しさとは?

私が思うコミュニティの楽しさを言語化してみます。
これも個人的な感想なので、多くの人に当てはまらないかもしれません。

自分が普段触れていないジャンルが学べる

自分が普段使っている技術以外の様々な活用方法が学べます。一部の技術しか使っていないと視野が狭くなるのですが、「このサービスでこんなことができるよ」という実体験に近い話がきけるので、「えっそれそんな風に使えるんだ!便利じゃん!使ってみようかな」という気持ちになります。

また、JAWS FESTA という地方で開催されるイベントでは、地方の企業の方が AWS を使って取り組んでいる話がきけます。エンジニアとして生きていると技術カットで注目することが多いのですが、ビジネスカットで聞くと色々なサービスを組み合わせて課題解決につなげていくというイメージが湧いてとても楽しいです。
私は「エンジニアとはエンジニアリングで課題を解決する人である」と思っているので、課題解決につながるような技術の使い方の話を聞くのが結構好きで楽しいです。
また、その企業の理念とか、目指しているものとか、こんな思いで働いている、という話を聞くと胸が熱くなって感動したりします。

失敗談や働き方など、実体験に近い話ができる

失敗談やつまづいた経験談などはドキュメントから学ぶことができないのでとても楽しいです!!こういう話がきけるのはコミュニティならではですね。
また、違う業界の人がどんな風に AWS を使っているのかとか、この時期はこの業界は繁忙期で忙しいんですよ~みたいな話がきけるのも面白いです。

隣の人とゆるく技術の話ができる

会社だと仕事なのである程度立場や関係性に応じた会話をするのですが、コミュニティだとそういった垣根を越えてあらゆる人と比較的フラットな立場で技術の話ができます。

とくに JAWS-UG だと「No sell, No Job」というルールがあります。

https://jaws-ug.jp/for-participant/

コミュニティはみんなで作るもの、という雰囲気もいいですね。圧倒的に運営の皆様には感謝なのですが、参加者も立派なコミュニティの貢献者という気持ちのうえ、登壇したり、参加レポートを書いたり、アンケートに回答したりしています。

コミュニティの楽しさを言語化しようと思ったけど…

今のところ時差ボケの頭で言語化できるのはこんな感じなのですが、私はぼんやり「好きなものは言語化し過ぎないようにしよう」と思っています。好きなところを好きを伝える素直さも重要ですが、世の中は言語化できないことがたくさんあり、言語化できていることがすべてだと思ってしまうと視野が狭くなりそうだなと思ったり思わなかったりします。

ちょっと前に読んで面白かった本から少し引用します。

口の立つやつが勝つってことでいいのか 単行本 – 2024/2/14頭木弘樹 (著)

その水になじめない魚だけが、その水について考え続けるのだ。

実験をした人たちの分析によると、好きな理由を言葉で書くと、好きな理由が明確になる。たとえば「やさしいから好き」とか「たのもしいから好き」とか。そうすると、やさしくない面に接したり、たのもしくない面に接したときに、好きな気持ちが消えてしまいやすい。と、そういうことなのだそうだ。なんとなく好きというふうに、好きな理由が漠然としていたほうが、関係が壊れにくいということだ。

最近は…

JAWS-UG クラウド女子会によく参加しています。

https://jawsug-cloudgirl.connpass.com/

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/26/news140.html

コンセプトが「技術職以外の人も、IT に関わる全ての女性が楽しく学び、つながる」といった雰囲気で、ゆるりとした雰囲気で参加できてとても好きです。運営の皆様、いつもありがとうございます。
女性ならではのキャリアの話など、ちょっとした仕事の悩みなども話せる場として続いてほしいなと思っています。

https://x.com/numaguchi/status/1806956450868269426

コミュニティへの参加を迷う皆様へ

コミュニティは、ルールさえ守れば誰でも参加可能です。色々な人の話を聞き、自分も話をして、視野が広がります。「凄い人じゃないからな」とか「友達いないしな」とか、いろいろなハードルがそれぞれ心の中にあると思います。
そんな方にはぜひ おつまみ さんの以下のブログを読んでみてほしいです。

https://dev.classmethod.jp/articles/introvert-community-engagement-cloudgirl-24/

特に以下のスライドが私に刺さりました。

これまで参加したコミュニティなど

最後に、私が参加した直近のコミュニティやイベントに関するレポートを貼って終わりにします。
Have fun in the community!

https://speakerdeck.com/emiki

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