箱ヒゲ図(Box Plot Chart)の作成|Tableau Software Tips&Viz Advent Calendar 2014 #30 #tableau
2014年アドベントカレンダー『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』延長戦5本目、30本目(#30)のエントリです。
30本目の当エントリは、箱ひげ図(Box Plot Chart)についてご紹介してみたいと思います。
目次
箱ヒゲ図とは
箱ヒゲ図そのものの解説については、以下Wikipediaの内容などをご参考にしてください。Tableauでは、この箱ヒゲ図はデフォルトで作成可能な表示形式の1つに組み込まれています。
箱ひげ図(はこひげず、箱髭図、box plot)とは、ばらつきのあるデータをわかりやすく表現するための統計学的グラフである。様々な分野で利用されるが、特に品質管理で盛んに用いられる。細長い箱と、その両側に出たひげで表現されることからこの名がある。
箱ひげ図はデータのばらつき具合を示すのに用います。データのばらつきはヒストグラムでもみることができますが、箱ひげ図は異なる複数のデータのばらつきを比較する事ができます。
箱ひげ図は、「データの散らばり具合」を要約して示すグラフ / 箱ひげ図は、幾何学的な形状を有する三つの部品で構成される:(1) 箱(2分割された長方形) (2) 箱から上下に延びる「ひげ」(直線) (3) 外れ値(他からかけ離れた非凡な値)を示すマーカー / 「Tukey の hinge」を 使った箱ひげ図では、中央値・上側ヒンジ・下側ヒンジ・最大値・最小値を使い、部品の大きさ・長さを定める / 箱ひげ図の描画方法は複数存在するため、学術的な文書では方法を明記する / データマイニングでは、箱ひげ図と散布図を併用し、互いの利点を生かしながらデータの特徴を明らかにする
箱ヒゲ図の作成方法
では作成方法について見て行きましょう。こちらも方法はとても簡単です。Tableau SuperStore Sampleを用いて実践してみます。以下の様に地域・顧客区分を列に、発送費用を行に置いた後、[表示形式]から[箱ヒゲ図]を選択。
あっと言う間に出来てしまいました。がしかし、地域が移動してしまってるので、列に戻します。
また、メニューの[分析]から[メジャーの集計]のチェックを外します。すると、
以下の様に地域・区分別に箱ヒゲ図が表示されるようになりました。
発想費用の軸を右クリックし、[リファレンス ライン、バンド、またはボックスの編集]を選択し、
見た目を少し変えてみます。
これで完成です。
まとめ
以上、箱ヒゲ図の作成方法に関するご紹介でした。こちらからは以上です。