KPIチャートの作成|Tableau Software Tips&Viz Advent Calendar 2014 #04 #tableau
2014年アドベントカレンダー『Tableau Software Tips&Viz(全部俺) Advent Calendar 2014』4日目です。Tableau Softwareに関する機能紹介、便利ネタや可視化ネタ等を毎日1本ずつ計25本、『1人(全部俺)』で担当してお届けしています。
昨日3日目の投稿ネタは『ディスクスペースにまつわるあれこれをまとめてみた』でした。
本日4日目は『KPIチャート』の作り方についてご紹介して行きたいと思います。
目次
KPIとは
KPIとは、『重要業績評価指標』という意味の英語、Key Performance Indicatorの頭文字を取ったものになります。目標の達成度合いを計る定量的な指標、『出来ているのか出来てないのか』という情報を把握する為のものという訳ですね。
こちらのKPIについて、Tableauでは幾つかの仕組みを使って実現する事が出来ます。次の項でその手順を見て行きましょう。
KPIチャートの作成手順
まずはベースとなる情報をTableauで読み込んでおきます。対象ファイルは以下EXCELファイルです。『地域』を列に、『製品カテゴリ』と『製品サブカテゴリ』を行に、そして『売り上げ』項目をマーク欄の"テキスト"に落とし込みます。以下のような表が出来上がります。
『メジャー』の部分で右クリックし、[計算フィールドの作成]を選択。
計算フィールドの機能を使い、数値情報を任意の文字列に変換させる計算式・制御式を記載します。以下編集画面では、『売り上げ』をその判定対象項目とし、500万円以上であれば【売り上げ目標達成】、そうでない場合は【売り上げ目標未達】という文字列を返すような式を記載しています。"計算は有効です。"と出ていれば文法としては問題ありませんので、[OK]を押下してください。項目名はそのものズバリの『KPI』としています。
何やら数値の裏に記号が出てきましたがここではそのままにしておき、『マーク』欄の部分で"自動"となっている部分を『形状』に変更。
更には、先程作った計算フィールド項目『KPI』を、『マーク』欄の『KPI』に落とし込みます。
そして、マーク欄の恐らく下に配置されているであろう『集計(API)』項目のカードの右上部分、▼マークをクリックして『形状の編集』を選択。
すると、以下の様に自動で割り振られた要素を任意の内容に置き換える事が出来ます。ここはTableauデフォルトで用意されている『KPI』を選択。
『売り上げ目標達成』をチェックOKのアイコンに、『売り上げ目標未達』は赤のバツ印に変更しました。[OK]押下。
これで、記号部分が設定した内容に置き換わりました!『ラベル』をクリックして『マーク ラベルを表示』のチェックを外すと、ラベル表記していた数値項目が消え、アイコン表示のみとなります。
サイズ調整を行い、出来上がりです。
まとめ
以上、KPIチャートの作成手順のご紹介でした。では明日もお楽しみに!