第2回Alteryx User Group in 東京で「新製品&新機能紹介」の発表をしました #alteryx_ug
こんにちは、小澤です。
2017/07/03に開催された第2回Alteryx User Group in 東京でAlteryx Inspire 2017で発表された新製品と新機能を紹介する発表をしました。
発表資料
発表概要
発表で紹介した新機能は以下のものになります。
- Alteryx Connect
- yhat Science Ops連携
- ワークフロー上でのPython/Sparkの利用
- Visula Layoutツール
- Amazon Alexaとの連携
発表に関する補足事項
発表では新たに発表されたものを紹介するという部分に重点をおいていました。 ここでは、補足事項として、「新機能によって何が変わるか」を書かせていただきます。
そのためにまず、これまでAlteryxが得意としている領域と、あまり注力して扱っていなかったことを確認します。
- Alteryxが得意な領域
- 多種多様なデータの入出力対応
- 前処理やデータブレンディング
- Rを使った高度な分析・モデリング手法
- 様々レイアウトが可能なレポーティング
- 地理空間情報の分析
- Alteryxが注力していなかった領域
- データそのものの管理(※ データソースへのコネクション管理はAlteryx Serverで可能)
- 機械学習モデルなどの運用環境での利用
これらを踏まえて新機能を見ていくと、
- Alteryx Connect
- データそのものの管理を実現
- yhat Science Ops連携
- モデルの運用環境への適用
- Python/Sparkの利用
- 高度な分析・モデリング機能の強化
- Rが使えない分析者やPython/Sparkで書かれた既存の分析資産の再利用
- Visual Layout
- レポーティング機能をより直感的かつ柔軟に
といったように、データ分析プロセスにおいてAlteryxがカバーする領域を広げるとともに、より本質的な部分のみに専念できるような機能拡張が行われていることがわかります。 これらを利用することでデータ分析におけるほとんどの領域をAlteryxのみのワンストップで実現することが可能になります。
Visual Layoutに関しては、先日公開された11.3からすでに利用可能になっています。
Alexaとの連携に関しては、これらとの関連性という意味ではすこし異質なものとなっています。 オープニングキーノートで実演されたような、音声による対話から分析レポートが作成される、という一連の流れはこれまでのフローを強化するというよりは全く新しい可能性を示しているものであると思います。
注意
発表資料にも記載していますが、発表を行った2017/07/03の段階でリリースされていないものもあります。 それらに関しては、実際にリリースされた際には本発表で解説したものと内容が異なっている場合がありますがご了承ください。