Alteryx2018.2新機能 : ワークフローグループ

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こんにちは、小澤です。

Alteryx Inspire 2018に夢中になっている間にリリースされていたAlteryx 2018.2ですが、 今回は便利機能であるワークフローグループについて紹介したいと思います。

ワークフローグループとは

ワークフローグループは複数のワークフローをまとめておくための仕組みです。 "まとめておく"、といっても1つのファイルにパッキングするみたいな感じではなく、ワークフローグループ用のファイルが作成されその中で所属するワークフローとの紐付けが行われています。 以下の画像のようにワークフローのyxmdファイルとワークフローグループのyxwgファイルがそれぞれ作成された状態になります。

ワークフローグループの作成

では、ワークフローグループを作成してみましょう。 とやることは非常に簡単です。

まず、グループに含めたいワークフローをAlteryx Designerで開いている状態にします。

続いて、File > Create Workflow Groupを選択します。

ワークフローグループのyxwgファイルの保存先を選択する画面が表示されるので、適当なパスに保存してください。 これでワークフローグループが作成されます。

作成されたワークフローグループはダブルクリックなどで開くことで、そこに紐づく全てのワークフローがAlteryx Designerで開かれます。

yxwgファイルの実態

ここで、ワークフローグループのyxwgファイルをテキストエディタで開いてみるとファイル内容は以下のようになっています。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<documents>
  <document file=".\wf1.yxmd" />
  <document file=".\wf2.yxmd" />
</documents>

グループ化されたワークフローのリストが記載されているだけのシンプルなxmlファイルになっています。 ここで、注意が必要な点としてワークフローのパスが記載されているので、ファイルの移動を行なった際に正しく認識できなくなる可能性があります。

おわりに

今回はAlteryx2018.2の新機能であるワークフローグループについて書きました。 シンプルではあるものの、どのように有効活用できそうかについてはいろいろなパターンが考えられそうですね。

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