Amazon Quick の Quick Flows で Slack 通知を設定するときの Tips

Amazon Quick の Quick Flows で Slack 通知を設定するときの Tips

2026.03.12

はじめに

Amazon Quick の Quick Flows で Slack チャンネルへの通知を設定しました。自然言語での指示でワークフローが作成され、設定自体はシンプルですが地味にハマるところがありました。Slack のチャンネル名の指定方法や通知アクションの選び方、スケジュール実行時の改行崩れです。 ハマったポイントを共有します。

早見

Quick Flows で Slack 通知を設定する際のポイントです。

  • アプリケーションアクションのタイプ「Send Message to Channel」を選択
  • 送信先のチャンネル名指定には # は付けなくて良い
  • スケジュール実行から Slack へ送信すると改行が崩れるときは改行フォーマット指示を追加

前提

Quick Flows については以下の記事を参照してください。

https://dev.classmethod.jp/articles/quicksuite-flows/

Slack インテグレーションは作成済みとします。作成方法は以下の記事を参照してください。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-quick-suite-slack-integration-setup/

検証環境

Amazon Quick はバージニア北部リージョンを使用しています。ワークフローの検証に使用しているデータは、架空の商談議事録を生成 AI で作成したものです。Chat Agent の検証で使用した環境を利用しているため、詳細は以下の記事を参照ください。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-quick-space-google-drive-chat-agent-search/

Slack チャンネルへの通知アクションの選択

Quick Flows は自然言語でワークフローを自動生成してくれます。ただ、そのまま使えるとは限りません。 まず確認したいのは Slack 通知のステップの設定です。私の場合、自動生成されたワークフローのタイプがチャンネル投稿とは無関係な選択肢でした。当然 Slack へ通知は届きません。

コネクターは、意図したインテグレーション名を選択してください。タイプは「Send Message to Channel」を選択します。

Channel と Message は他のステップの結果を参照する形です。このプロンプト以外でも Slack 通知はできますが、シンプルな設定を採用しました。

プロンプト
Channel:
[入力された値]

Message:
[通知内容メッセージを作成したステップ名]

ワークフローの一例ですが、チャンネル名は入力で受け取り、Slack 通知内容のメッセージは別ステップで作成しています。それらの結果を参照する形で最後に Slack 通知のステップを入れています。

Quick_-_Flows-28.png

チャンネル名の指定方法

Slack のチャンネル名には通常パブリックであれば # が付いているため迷いましたが、# は付けずそのまま入力します。

quick-suite(チャンネル)_-_プライベートSlackテスト_-_Slack-7.png

たとえば、上記のチャンネルの場合は quick-suite と入力します。

Quick_-_Flows-30.png

Slack 通知チャンネルを入力または、デフォルトで規定の値を指定しておくときもこれで OK です。

スケジュール実行時の改行崩れ

マネジメントコンソールから手動実行した場合は問題なく Slack へ通知されたため、完成したと喜んだのもつかの間。

Quick_-_Flows-29.png

ワークフローをスケジュール実行すると文章の改行が崩れました。 Slack にメッセージが届いても読みづらくて仕方がありません。

quick-suite(チャンネル)_-_プライベートSlackテスト_-_Slack-5.png

通知メッセージを作成するステップのプロンプトに、以下のような改行フォーマットの指示を追加すると改善しました。

 (前略)

+ # 出力フォーマットの注意事項
+ - 改行は 
 や \n などのエスケープ文字を使わず、そのまま改行してください

 # フォーマット
 (後略)

NG パターンを除外するよう指示を足したら、Slack 上の改行表が安定しました。

quick-suite(チャンネル)_-_プライベートSlackテスト_-_Slack-6.png

まとめ

Quick Flows で Slack 通知を設定する際にハマった 3 つのポイントを紹介しました。

  • アプリケーションアクションのタイプ「Send Message to Channel」を選択
  • 送信先のチャンネル名指定には # は付けなくて良い
  • スケジュール実行から Slack へ送信すると改行が崩れるときは改行フォーマット指示を追加

おわりに

2 時間ほどあれやこれや試していた私の備忘録でした。同じところでハマった方の参考になれば幸いです。

参考

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