
Amazon Quickのプラン(Professional/Enterprise)とユーザー招待画面の6ロールを整理してみた
こんにちは、こーへいです。
Amazon QuickをAWSアカウントでサインアップしようとすると、プランは「プロフェッショナル(20 USD/ユーザー/月)」と「エンタープライズ(40 USD/ユーザー/月)」の2択しかありません。

ところが、いざQuickからユーザーを招待しようとすると、ロールの選択肢は以下の6つが並んでいて、プロフェッショナルとエンタープライズのどちらに対応するのか一見わかりません。

- 閲覧者プロ
- 作成者プロ
- 管理者プロ
- 閲覧者
- 作成者
- 管理者
サインアップ画面の料金ページではProfessional/Enterpriseの機能一覧しか載っておらず、招待画面の6ロールとの対応が書かれていないので、Amazon Quick Sightの料金ページも合わせて読み解きながら整理してみました。
結論: 「Pro」が付くかどうかで別の料金体系に属している
先に結論です。この6つのロールは、実は2つの異なる料金体系にまたがっています。
- 「プロ」が付くロール(閲覧者プロ・作成者プロ・管理者プロ)→ Amazon Quick(Professional/Enterprise)のロール
- 「プロ」が付かないロール(閲覧者・作成者・管理者)→ Amazon Quick Sight単体(BIのみ)のロール
図にすると以下のイメージです。

Amazon Quick側 — 「プロ」ロール
チャットエージェント、スペース、Quick Research、Quick Flows、Quick Automateといった、QuickとしてのAI機能に加えてQuickSightのBI機能も使えるプランです。サインアップ画面のProfessional/Enterpriseはこちらに対応します。
| 料金プラン | 月額 | 対応するロール |
|---|---|---|
| Professional | 20 USD/ユーザー/月 | 閲覧者プロ (Reader Pro) |
| Enterprise | 40 USD/ユーザー/月 | 作成者プロ (Author Pro) / 管理者プロ (Admin Pro) |
Amazon Quick Sight (BI専用) 側 — 「プロ」なしロール
一方、Quick Suiteの機能(チャットエージェントやSpacesなど)を使わず、QuickSightのBI機能だけを使いたい組織向けの料金体系もあります。本来は生成AI機能は含まれない位置づけです。
| ロール | 月額 | できること |
|---|---|---|
| 閲覧者 (Reader) | 3 USD/ユーザー/月 | ダッシュボード閲覧、レポート受信、データダウンロード、基本的なQ&A |
| 作成者 (Author) | 24 USD/ユーザー/月 | 閲覧者の全機能 + データソース接続、ダッシュボード・レポート作成 |
| 管理者 (Admin) | 24 USD/ユーザー/月 | 作成者の全機能 + ユーザー管理、課金管理、サービス管理 |
実際にログインして確認してみた
言葉で整理しただけだとまだ半信半疑な部分もあるので、実際に6つのロールそれぞれでユーザーを招待し、ログインした際の画面を見て証跡を残しておきます。
閲覧者(Reader)
こちらが閲覧者(Reader)です。QuickのAI機能がメニューバーに表示されておらず、Licenseは「BI Reader」となっていますね。
「アカウントを管理」の画面ももちろん表示されてません。

作成者(Author)
こちらが作成者(Author)です。ん、AI機能が表示されている。Licenseの表示場所はなく、管理者ではないので「アカウントを管理」の画面も表示されてませんね。

本来「プロ」なしロールにAI機能はないはずですが、26年内は期間限定プロモーションとして実質Author Pro(Enterprise)と同じ機能が使える状態でした(参考)。
つまり現時点では、作成者(Author)は実質作成者プロ(Author Pro、もといEnterprise)と同じということになります。以下はAmazon Quick Sightの料金ページに記載されている、このプロモーションを示す該当箇所のスクリーンショットです。

管理者(Admin)
こちらが管理者(Admin)です。Licenseの表示場所はないですが、管理者なので「アカウントを管理」の画面が表示されてますね。
また左のメニューバーに表示されている内容も、作成者(Author)の時と同じですね。

こちらも作成者と同様に期間限定プロモーションとして実質Admin Pro(Enterprise)と同じになっています。
また、作成者と料金自体は同じに設定されているみたいです。以下は料金ページの該当箇所です。

見ての通り、閲覧者(Reader)にはAI機能や管理機能が一切なく、素のBI機能だけが使える状態でした。
一方、作成者・管理者は名前上は「プロ」なしロールですが、2026年12月末までの期間限定プロモーションによって、実質「プロ」付きロール(Author Pro/Admin Pro)と同じ生成AI機能が使える状態になっていることがわかりました。
閲覧者プロ (Reader Pro もとい Professional)
こちらが閲覧者プロ(Reader Pro もとい Professional)です。Licenseは「Professional」となっていますね
閲覧者と比べてAI機能が追加されたのでメニューバーも豊富になっていますね。

作成者プロ (Author Pro もとい Enterprise)
こちらが作成者プロ(Author Pro、もといEnterprise)となります。改めて作りましたが期間限定プロモーションなので作成者(Author)と同じですね。

管理者プロと同じEnterpriseライセンスのはずですが、「アカウントを管理」の画面が表示されないので管理機能がなさそうです。
管理者プロ (Admin Pro もとい Enterprise)
こちらが管理者プロ(Admin Pro、もといEnterprise)となります。改めて作りましたが期間限定プロモーションなので管理者(Admin)と同じですね。

作成者プロと同じEnterpriseライセンスのはずですが、「アカウントを管理」の画面が表示される違いがあります。
まとめ
Amazon Quickのユーザー招待画面に並ぶ6つのロールは、本来は次の2つの料金体系にまたがっています。
- 閲覧者プロ・作成者プロ・管理者プロ → Amazon Quick Suite (Professional/Enterprise)
- 閲覧者・作成者・管理者 → Amazon Quick Sight単体 (BI専用)






