AutifyでWebページのアサーションを試してみた
こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。
今回は、ソフトウェアテスト自動化プラットフォームAutifyでWebページのアサーションを試してみました。
Autify for Webのアサーション
Autify for Web(Web向けAutify)では、アサーションのステップをテストに追加することにより、Webページが期待通りのUIとなっているかの検証を行います。
現時点で利用可能なアサーションは次のようなものがあります。
- 対象が表示されていることを確認する
- 対象が無効であることを確認する
- 対象が有効であることを確認する
- 対象のテキストが〇〇であることを確認する
- 対象のテキストが〇〇を含まないことを確認する
- 対象のテキストが〇〇を含むことを確認する
- タイトルが〇〇であることを確認する
- チェックボックスが選択されていないことを確認する
- チェックボックスが選択されていることを確認する
- テキストエリアのテキストが〇〇を含むことを確認する
- テキストエリアの値が〇〇であることを確認する
- テキストフィールドの値が〇〇であることを確認する
- テキストフィールドの値が〇〇を含むことを確認する
- ページが〇〇を含まないことを確認する
- ページに指定の要素が存在することを確認する
- selectが非選択状態であることを確認する
- selectの選択内容が指定通りか確認する
- URLが〇〇であることを確認する
- URLが〇〇を含むことを確認する
やってみる
対象のテキストが〇〇であることを確認する
アサーションを行うテストを作成してみます。
アサーションを行うテストを作成する
[シナリオ]で[新規シナリオ]をクリック。
[開始URL]を指定して[レコーディングを開始]をクリック。
ブラウザのプライベートウィンドウで開始URLが開き、レコーディングが開始されます。右下のチェックマークをクリック。
するとページ上の要素を選択できるようになります。今回の検証対象としたいHello World
というテキストを選択。
コマンドで対象のテキストが〇〇であることを確認する
を選択し、[値]で正となるテキストが指定されていることを確認して、[追加]をクリック。
[保存]をクリックしてテストの作成を終了します。
作成できました。[今すぐ実行]をクリックしてみます。
[テスト結果]で結果が作成されているので開きます。
テスト結果の詳細を開くと、アサーションが成功していることが確認できます。
Webページを変更し、アサーションが失敗することを確認する
Webページの実装を変更します。
aws_s3_deployment.Source.data( '/index.html', - '<html><body><h1>Hello World</h1></body></html>' + '<html><body><h1>Hello World!!!!!!!!!!!!!!!!/h1></body></html>' ),
実装変更後に先程のテストを実行すると、結果が失敗となりました。
詳細を見ると、どのステップでどうエラーとなったのか確認できます。
今回と前回のスクリーンショットを簡単に比較することもできます。なにこれすごい。
アサーションを修正する
テストの期待値を修正します。保存してテストを実行します。
すると今度はテストがまた成功するようになりました!
おわりに
AutifyでWebページのアサーションを試してみました。
さすがローコードを謳っているだけあって、アサーションを行うテストをコンソールから直感的に作成することができました。またアサーションのエラー箇所が分かりやすく明示されるのがとても良いですね。エンジニア的素養がないメンバーにもQAを容易にお任せできそうです。
以上