AutifyでWebページのアサーションを試してみた

AutifyでWebページのアサーションを試してみた

Clock Icon2022.03.20

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こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。

今回は、ソフトウェアテスト自動化プラットフォームAutifyでWebページのアサーションを試してみました。

Autify for Webのアサーション

Autify for Web(Web向けAutify)では、アサーションのステップをテストに追加することにより、Webページが期待通りのUIとなっているかの検証を行います。

現時点で利用可能なアサーションは次のようなものがあります。

  • 対象が表示されていることを確認する
  • 対象が無効であることを確認する
  • 対象が有効であることを確認する
  • 対象のテキストが〇〇であることを確認する
  • 対象のテキストが〇〇を含まないことを確認する
  • 対象のテキストが〇〇を含むことを確認する
  • タイトルが〇〇であることを確認する
  • チェックボックスが選択されていないことを確認する
  • チェックボックスが選択されていることを確認する
  • テキストエリアのテキストが〇〇を含むことを確認する
  • テキストエリアの値が〇〇であることを確認する
  • テキストフィールドの値が〇〇であることを確認する
  • テキストフィールドの値が〇〇を含むことを確認する
  • ページが〇〇を含まないことを確認する
  • ページに指定の要素が存在することを確認する
  • selectが非選択状態であることを確認する
  • selectの選択内容が指定通りか確認する
  • URLが〇〇であることを確認する
  • URLが〇〇を含むことを確認する

やってみる

対象のテキストが〇〇であることを確認するアサーションを行うテストを作成してみます。

アサーションを行うテストを作成する

[シナリオ]で[新規シナリオ]をクリック。

[開始URL]を指定して[レコーディングを開始]をクリック。

ブラウザのプライベートウィンドウで開始URLが開き、レコーディングが開始されます。右下のチェックマークをクリック。

するとページ上の要素を選択できるようになります。今回の検証対象としたいHello Worldというテキストを選択。

コマンドで対象のテキストが〇〇であることを確認するを選択し、[値]で正となるテキストが指定されていることを確認して、[追加]をクリック。

[保存]をクリックしてテストの作成を終了します。

作成できました。[今すぐ実行]をクリックしてみます。

[テスト結果]で結果が作成されているので開きます。

テスト結果の詳細を開くと、アサーションが成功していることが確認できます。

Webページを変更し、アサーションが失敗することを確認する

Webページの実装を変更します。

         aws_s3_deployment.Source.data(
           '/index.html',
-          '<html><body><h1>Hello World</h1></body></html>'
+          '<html><body><h1>Hello World!!!!!!!!!!!!!!!!/h1></body></html>'
         ),

実装変更後に先程のテストを実行すると、結果が失敗となりました。

詳細を見ると、どのステップでどうエラーとなったのか確認できます。

今回と前回のスクリーンショットを簡単に比較することもできます。なにこれすごい。

アサーションを修正する

テストの期待値を修正します。保存してテストを実行します。

すると今度はテストがまた成功するようになりました!

おわりに

AutifyでWebページのアサーションを試してみました。

さすがローコードを謳っているだけあって、アサーションを行うテストをコンソールから直感的に作成することができました。またアサーションのエラー箇所が分かりやすく明示されるのがとても良いですね。エンジニア的素養がないメンバーにもQAを容易にお任せできそうです。

以上

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