AWSドキュメントで使われている例示用AWSアカウントIDを探してみた

こんにちは。サービスグループの武田です。

社内で「AWSアカウントIDを例示する際に111111111111とかを意識せずに使ってますよね」という話題がありました。社内ドキュメントなどであれば実際のアカウントIDを書いてしまうことも多いですが、ブログでは例示用のIDに置換しています。確かに「これが例示用のアカウントIDです」とはいわれていなかった気がしますね。

そこでこのエントリではAWSドキュメントで使われている例示用AWSアカウントIDを探してみました。ただし「ドキュメントで使われている」というだけで、例示用IDとして問題なく使っていいですと明言されているわけではありません。

ざっと確認したところ全部で 18個 のアカウントIDが確認できました。その中でも123456789012の使用例が特に多かった印象です。反対に特定の1ページでしか見られないものもありました。リンクはそのIDが使われているページの一例です。

• 123456789012
• 555555555555
• 999999999999
  • AWS JSON ポリシーの要素: Principal - AWS Identity and Access Management
• 012345678901
  • エージェントが ACW を実行する時間を決める - Amazon Connect
• 000011112222
• 333344445555
  • Product Support Connection - AWS Marketplace
• 111122223333
  • キーの使用 - AWS Key Management Service
• 222233334444
  • インベントリ完了に関する Amazon S3 イベント通知の設定 - Amazon Simple Storage Service
• 444455556666
  • Amazon SNS アクセスコントロールのケース例 - Amazon Simple Notification Service
• 777788889999
  • AWS CloudTrail による IAM および AWS STS の API コールのログ記録 - AWS Identity and Access Management
• 111111111111
• 222222222222
• 333333333333
  • Amazon S3 がオブジェクトオペレーションのリクエストを許可する仕組み - Amazon Simple Storage Service
• 444444444444
  • 組織の証跡の作成 - AWS CloudTrail
• 666666666666
  • AWS Glue データカタログへのクロスアカウントアクセス - Amazon Athena
• 777777777777
  • AWS CloudTrail による API コールのログ記録 - AWS WAF、AWS Firewall Manager、および AWS Shield Advanced
• 888888888888
  • ポリシーの例 - Amazon Simple Email Service
• 000000000000
  • スポットフリートの属性ベースのインスタンスタイプの選択 - Amazon Elastic Compute Cloud

最後に

さていかがだったでしょうか。個人的には012345678901が使われていたのがちょっとおもしろかったです。ほかにもこのIDが使われている、という情報をお持ちの方はぜひお知らせください。