[アップデート]AWS BackupにRedshiftがサポートされました #reinvent
どーも、データアナリティクス事業本部コンサルティングチームのsuto(In Las Vegas)です。
今週からre:Invent2022がスタートということで、今週の私は現地のラスベガスからお届けすることになります。そして、さっそくアップデートが出てきました。
AWS BackupにRedshiftのサポートが追加されました。
これまでRedshiftが導入されている環境に対して、AuroraやEC2のようにAWS Backupで自動バックアップの管理をまとめられればいいのにと思っていましたが、ついにサポートされたようでrす。
Amazon Redshift の AWS Backup サポートは、US East (N Virginia), US East (Ohio), US West (North California), US West (Oregon), Africa (Cape Town), Asia Pacific (Hong Kong), Asia Pacific (Jakarta), Asia Pacific (Mumbai), Asia Pacific (Osaka), Asia Pacific (Seoul), Asia Pacific (Singapore), Asia Pacific (Sydney), Asia Pacific (Tokyo), Canada (Central), EU (Frankfurt), EU (Ireland), EU (London), EU (Milan), EU (Paris), EU (Stockholm), Middle East (Bahrain), South America (Sao Paulo), AWS GovCloud (US-West), and AWS GovCloud (US-East)リージョンで使用できます。
やってみた
まずはAWS Backupの Setting
でRedshiftリソースを有効にします。
次にバックアッププランとルールを新規作成します。
最後に リソースの割り当て
から、あらかじめ作成しているProvisioned Redshiftクラスターを選択して設定は完了となります。
以下画面のとおり、ジョブの画面でRedshiftクラスターのスナップショットが開始され、ジョブ完了後に保護されたリソースにRedshiftクラスターが表示されました。
また、保護されたリソースから復旧ポイントの 1 つを選択すると、データ ウェアハウス全体を復元するか、テーブルのみを新しい Redshift クラスターに復元するかを選択できるようです。
最後に
AWS Backupの機能を使ってRedshiftの自動スナップショット作成を管理できるようになったことで、Organization連携によるバックアップポリシーの適用や、AWS Backup Vault Lockを使用できるようになるなど、コンプライアンスや悪意ある変更に対応するなどのニーズに対応できるようになったことが一番のメリットです。
この機能を利用することによる追加の費用は発生しないため、どんどん活用していくとよいと思います。
また、検証していて気になったことはリソースを選択する際にRedshift Servelessクラスター名は表示されなかった点です。
今回の検証アカウントにRedshift Servelessクラスターも稼働していたのですが、一覧に出てこなかったところを見るとServelessの方は対応指定していなさそうです、