AWS CLIの実行結果の比較をcolordiffコマンドで確認する

AWS CLIの実行結果の比較をcolordiffコマンドで確認する

Clock Icon2017.09.20

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はじめに

AWS CLIでDescribeした結果を見比べる時にdiffコマンドを使うことがあると思います。 今回はdiffの結果を色付けしてくれる colordiff コマンドについてご紹介します。

インストール

Macを使用しているのでbrewでインストールしました。

brew install colordiff

Mac以外で使用したい場合もLinux/BSDでパッケージ化されていますので簡単に使用できます。 colordiff | Availability of colordiff with your Linux/BSD distribution

使ってみる

オプションはdiffコマンドのオプションがそのまま使えます。 前回、以下ブログで「diff」により既存DBインスタンスとリストアしたDBインスタンスの差分を確認しましたのでこちらの結果を「colordiff」を使って確認してみましょう。

【Amazon RDS】AWS CLI で DBスナップショットからリストアする

オプションなし

colordiff

-u オプション (unified形式)

差異のある箇所を[-]と[+]記号で表します。

-u -U NUM --unified[=NUM] Output NUM (default 3) lines of unified context.
--label LABEL Use LABEL instead of file name.
-p --show-c-function Show which C function each change is in.
-F RE --show-function-line=RE Show the most recent line matching RE.

colordiff-u

-c オプション (context形式)

差異のある行から前後に数行表示し、変更点は[!]で表します。

-c -C NUM --context[=NUM] Output NUM (default 3) lines of copied context.

colordiff-c

-y オプション (結果を2カラムで表示)

結果を横並びで表します。

-y --side-by-side Output in two columns.
-W NUM --width=NUM Output at most NUM (default 130) print columns.
--left-column Output only the left column of common lines.
--suppress-common-lines Do not output common lines.

colordiff-y

横並びで表示され比較がしやすいと思います。 文字が全部表示されない場合は-wオプション、差異だけ表示したい場合は--suppress-common-linesを使用して実行してみてください。

TIPS

パイプに渡してless -Rコマンドも使用できます。

colordiff -u file1 file2 | less -R

まとめ

いかがでしたか。AWS CLIでDescribeした結果の差異がカラーで表示されるわかりやすくなったかと思います。是非installしてcolordiffを使ってみてください。

参考URL

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