中国リージョンのEC2インスタンス料金リストを確認してみた

こんにちは。サービス開発室の武田です。中国リージョンの料金一覧を確認してみました。
2023.08.30

こんにちは。サービス開発室の武田です。

そういえば中国リージョンのEC2料金って載っていたかな?と見に行ったのですが載っていませんでした。

GovCloudは載っているため、どうやら中国リージョンが特殊なようです。

中国リージョンの料金リスト

中国リージョンの料金ページはこちらにありました。

通常のAWSドキュメントがaws.amazon.comドメインなのに対して、中国リージョンはwww.amazonaws.cnドメインと異なっています。上記のページから、さらにOS別の料金ページに飛べます。

いくつかのインスタンスタイプの料金を比較してみた

通常の料金リストと比べてみました。個人的に発見だったのは、中国リージョンのリストは通貨がCNY(中国人民元)だったことです。USDじゃないんだなーと。

すべてOSはLinuxで、オンデマンド料金です。また参考情報として、執筆時点の為替が1CNY=0.1372USDでしたので、これで計算した金額も一緒に載せておきます。基本的にはバージニア北部が最安ですが、為替の関係で北京リージョンが安くなることもあるようです。

インスタンスタイプ バージニア北部(USD) 東京(USD) 北京(CNY) 北京(USD)
t3.micro 0.0104 0.0136 0.0657 0.009
t4g.xlarge 0.1344 0.1728 0.8106 0.111
c6i.2xlarge 0.34 0.428 2.957 0.405
x2idn.metal 13.338 19.341 137.742 18.898
p3.16xlarge 24.48 33.552 288.627 39.599

まとめ

中国リージョンの料金リストを確認してみました。ドメインが違うこと、通貨がCNYだったことを覚えておきましょう。