【アップデート】 AWS Config が Amazon Bedrock・SageMaker など 15 種類の新リソースタイプをサポートしました
こんにちは!クラウド事業本部のおつまみです。
みなさん、AWS Config 使っていますか?リソースの設定変更履歴を追跡して、コンプライアンスチェックに活用されている方も多いと思います。
今回 AWS Config で 15 個の新しいリソースタイプがサポートされました!
早速確認してみよう!とのことで、今回は概要と注目リソースタイプについてご紹介します。
3行まとめ
- AWS Config で 15 個の新しいリソースタイプがサポート
- Amazon Bedrock・Amazon SageMaker・Amazon OpenSearch Serverless・AppSync・Connect・Glue などのサービスが対象
- 既に「すべてのリソースタイプを記録」設定を有効化している場合は自動的に追跡される
アップデートにより何が嬉しくなったのか
AWS Config は、AWS リソースの設定変更を継続的に記録・評価するサービスです。リソースの設定変更履歴の保管、コンプライアンスルールとの評価、変更の追跡などに活用できます。
しかし、AWS Config がサポートしていないリソースタイプについては、設定の追跡や履歴管理ができませんでした。
今回のアップデートにより、以下のメリットがあります。
- 生成 AI 関連リソースの追跡が可能に: Amazon Bedrock の Blueprint・DataAutomationProject など生成 AI 基盤リソースの設定変更を Config で記録できるようになった
- SageMaker リソースの管理強化: SageMaker の InferenceComponent・PartnerApp・Project・Space・ImageVersion が対象に加わり、機械学習ワークロード全体のガバナンスが強化できる
- 自動適用: 「すべてのリソースタイプを記録」設定を有効化している場合、これらの新しいリソースタイプは自動的に追跡対象になる
追加された 15 個のリソースタイプ
今回サポートされた新しいリソースタイプは以下の通りです。
| No. | リソースタイプ | サービス |
|---|---|---|
| 1 | AWS::AppSync::DomainName | AWS AppSync |
| 2 | AWS::OpenSearchServerless::AccessPolicy | Amazon OpenSearch Serverless |
| 3 | AWS::Bedrock::AutomatedReasoningPolicy | Amazon Bedrock |
| 4 | AWS::OpenSearchServerless::LifecyclePolicy | Amazon OpenSearch Serverless |
| 5 | AWS::Bedrock::AutomatedReasoningPolicyVersion | Amazon Bedrock |
| 6 | AWS::SageMaker::ImageVersion | Amazon SageMaker |
| 7 | AWS::Bedrock::Blueprint | Amazon Bedrock |
| 8 | AWS::SageMaker::InferenceComponent | Amazon SageMaker |
| 9 | AWS::Bedrock::DataAutomationProject | Amazon Bedrock |
| 10 | AWS::SageMaker::PartnerApp | Amazon SageMaker |
| 11 | AWS::BedrockAgentCore::ApiKeyCredentialProvider | Amazon Bedrock Agent Core |
| 12 | AWS::SageMaker::Project | Amazon SageMaker |
| 13 | AWS::Connect::UserHierarchyGroup | Amazon Connect |
| 14 | AWS::SageMaker::Space | Amazon SageMaker |
| 15 | AWS::Glue::Trigger | AWS Glue |
注目のリソースタイプ
AWS::Bedrock::Blueprint / AWS::Bedrock::DataAutomationProject
概要
Amazon Bedrock の Blueprint(ドキュメント処理の設計図)と DataAutomationProject(データ自動化プロジェクト)の設定を追跡できます。
重要性
生成 AI ワークロードの本番利用が増える中、Bedrock リソースの設定変更を記録することはガバナンスの観点から重要です。誰がいつ Blueprint や DataAutomationProject を変更したかを監査ログとして残せるようになりました。
ユースケース
- 本番環境の Bedrock Blueprint 設定が意図せず変更された場合の検出
- DataAutomationProject の設定変更履歴を監査要件の証跡として活用
- Config Rules を使った Bedrock リソースのコンプライアンス評価
AWS::BedrockAgentCore::ApiKeyCredentialProvider
概要
Bedrock Agent Core が利用する API キー認証プロバイダーの設定を追跡できます。
重要性
API キーを使った外部サービスとの連携設定は、セキュリティ上の変更管理が特に重要です。認証プロバイダーの設定変更を Config で記録することで、意図しない変更の検出や監査が容易になります。
ユースケース
- API キー認証プロバイダーの設定が変更された際のアラート設定
- セキュリティコンプライアンス監査での認証設定の証跡管理
AWS::OpenSearchServerless::AccessPolicy
概要
Amazon OpenSearch Serverless のアクセスポリシー設定を追跡します。
重要性
アクセスポリシーはデータへのアクセス制御を担う重要なリソースです。ポリシーの変更履歴を Config で管理することで、意図しないアクセス権限の拡大を検知できます。
ユースケース
- アクセスポリシーが意図せず緩和された場合の検出
- 複数の OpenSearch Serverless コレクションにわたるアクセスポリシー変更の監査
- コンプライアンス要件に基づくアクセス制御設定の定期評価
設定方法
すべてのリソースタイプを記録している場合
「すべてのリソースタイプを記録」を有効化している場合、追加の設定は不要です。新しいリソースタイプは自動的に追跡されます。
特定のリソースタイプのみを記録している場合
- AWS Config コンソールにアクセス
- 「設定」から「レコーダー」を編集
- 追跡したい新しいリソースタイプを選択して保存

または、AWS CLI で設定
aws configservice put-configuration-recorder \
--configuration-recorder name=default,roleARN=arn:aws:iam::123456789012:role/config-role \
--recording-group allSupported=false,resourceTypes=AWS::Bedrock::Blueprint,AWS::OpenSearchServerless::AccessPolicy
Config Rules での活用
これらの新しいリソースタイプは、Config Rules や Config Aggregator でも利用できます。
例えば、以下のようなカスタムルールを作成できます。
- Bedrock Blueprint が特定の設定になっているかをチェック
- OpenSearch Serverless のアクセスポリシーが想定外の Principal を含んでいないかを確認
- SageMaker Project が特定のタグを付与されているかを検証
注意点
コスト
- AWS Config は記録されるリソースの数と評価される Config Rules の数に基づいて課金されます
- 新しいリソースタイプを追跡する場合、記録対象リソースが増えるため、コストへの影響を確認してください
- 「すべてのリソースタイプを記録」を有効化している場合、今回追加された 15 個のリソースタイプも自動的に追跡対象となり、該当リソースが存在する場合は記録コストが発生します
既存環境への影響
- 「すべてのリソースタイプを記録」を有効化している場合、自動的に新しいリソースタイプが追跡されます
- 大量のリソースがある場合、初回の設定記録に時間がかかる可能性があります
まとめ
今回は AWS Config が Amazon Bedrock・Amazon SageMaker・Amazon OpenSearch Serverless など主要サービスの 15 個の新しいリソースタイプに対応したアップデートをご紹介しました。
生成 AI 関連リソースのガバナンス・コンプライアンス管理が求められる場面が増える中、Bedrock や SageMaker のリソースが Config で追跡できるようになったのは嬉しいアップデートです。
自動記録を有効にしている場合は追加設定なしで対応されるので、ぜひ Config のリソース一覧を確認してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
どなたかのお役に立てれば幸いです。
以上、おつまみ(@AWS11077)でした!







