[UPDATE] AWS Elemental MediaConvertで4K解像度のAV1出力に対応しました!

ファイルベースの動画変換サービスであるAWS Elemental MediaConver、これまでHD解像度までのAV1形式の変換に対応していましたが、今回新たに4K解像度のAV1変換が可能になりました。実際に変換して確認してみます。
2022.01.30

はじめに

清水です。本エントリでお伝えするアップデート情報はこちら!ファイルベースの動画変換サービスであるAWS Elemental MediaConvertで4K解像度のAV1出力に対応しました!(2022/01/24にポストされたアップデート情報になります。なお以下What's Newのページには10-bit color他対応についても記載がありますが、本エントリでは4K対応のみを扱います。)

AWS Elemental MediaConvertが次世代の動画圧縮方式の一つであるAV1に対応したのは2020年3月のことでした。

上記のWhat's Newにも記載がありますが、このAV1サポートの時点で対応していたのはHD解像度まで(SD、HD)でした。今回のアップデートで4K解像度のAV1形式の出力にも対応したこととなります。

こちらの対応解像度については、料金ページから以前のサポート状態が確認できました。AWS Elemental MediaConvertの料金ページ、言語に「英語」を選ぶと最新の状態が反映されており、解像度としてSD、HD、4Kが列挙されています。

MediaConvert Pricing

対して、言語で「日本語」を選んだ場合はまだ情報がアップデートされていないため、解像度はSDとHDのみの表示となっています。(あくまで本日2022/01/30時点の状況です。まもなくアップデートされ4Kが追加されると思います。)

料金 - AWS Elemental MediaConvert | AWS

MediaConvertで4K解像度のAV1変換をしてみた

それでは実際に4K解像度のAV1変換をしてみたいと思います。入力ファイルとして以下のファイルを用意しました。発売日に入手したiPhone XSで撮影した4K解像度の動画ファイルです。

これをS3にアップロード、入力ファイルとしてMediaConvertのジョブを作成していきます。Outputの指定ではOutput groupとしてFile groupを選択します。

Output settingsの項目、Extensionで「mp4」、Containerで「MPEG-4 container」を選択します。Encoding settingsでは、Video codecで「AV1」を選びます。Resolutionの項目は指定していません。(入力ソースの解像度、4Kをそのまま使用する想定です。)Rate control modeは「QVBR」を選択し、Max bitrateは「5Mbps」、QVBR quality level「7」としました。

Job settingsのAWS integration、Service accessでIAMロールを忘れずに設定して、ジョブを作成します。AV1についてはエンコード時になかなか複雑な処理をするということで、変換完了までしばし待ちましょう。今回は13秒ほどの動画だったのですが、実際の変換完了まで15分ほどかかりました。

変換したファイルがこちらになります。入力ソースと同じ、3840x2160、4K解像度であり、AV1形式であることが確認できます。

VLC media playerで再生してみました。今回あくまで変換できることの確認であり、画質比較などを考えた素材でないのですが、5Mbpsで4K解像度なのになかなか良い画質ではないか!、というのがざっくりとした感想です。(さすが次世代の圧縮方式ですね。)

まとめ

AWS Elemental MediaConvertの新機能、4K解像度動画のAV1形式への変換対応について、実際にMediaConvertで変換を行い確認してみました。従来までのSD、HDに加えて4Kにも対応という順当な進化ではありますが、4Kに触れる機会もいろいろなところで増えているかと思います。大変うれしいアップデートだなと思いました。