2024年にサポート終了が予告されているAWSサービスをまとめてみた
こんにちは。サービス開発室の武田です。
新年一発目はAWS全サービスまとめてポストするのが習慣になってきました。
こちらのブログをまとめている際に、2024年にサポート終了となるサービスがそれなりにあるなと思いました。把握していなかったものもあったので、それらをまとめてみました。
サポート終了となるサービスとスケジュール
私が把握したものを列挙します。もし抜け漏れがありましたらお知らせください。
- 2024-01-31 AWS DeepLens
- 2024-02-29 Amazon Honeycode
- 2024-05-26 AWS OpsWorks
- 2024-07-31 AWS CodeStar
- 2024-09-30 AWS Application Cost Profiler
- 2024-12-16 AWS IoT 1-Click
AWS DeepLens
DeepLensは2017年のre:Inventで、ディープラーニング可能なビデオカメラとして登場しました。
その後DeepRacerやDeepComposerといったサービスが登場します。これらは実デバイスを通じて機械学習を学べるシリーズとなりました。約7年の歴史に幕が下ろされます。
AWS DeepLens のサポート終了 - AWS DeepLens
Amazon Honeycode
Honeycodeは2020年6月にパブリックベータ版として登場しました。
コードを記述せずに(いわゆるノーコード)アプリケーションを構築できるサービスです。SaaSアプリケーションやAWSのサービスとも連携でき、試しにアプリケーションを作ってみた方も多いのではないでしょうか。Honeycodeは残念ながらベータ版のままサービス終了となるようです。
Amazon Honeycode のサービス終了予告がアナウンスされたので、スケジュールやデータエクスポート内容を確認してみた | DevelopersIO
AWS OpsWorks
OpsWorksのリリースは2013年2月19日だったようです。
実は試験勉強以外では触ったことがないサービスでした。SAPやDOPを取得する上では避けては通れず、個人的にはOpsWorksとBeanstalkは理解がたいへんな2大サービスでした。ECSなどのマネージドサービスが充実していく中でAWS内での役割も終えたということでしょうか。お疲れさまでした。
AWS OpsWorks Stacks サポート終了に関する FAQ - AWS OpsWorks
CodeStar
CodeStarのリリースは2017年4月20日でした。
一撃で実行環境やパイプラインなどを構築できる!というサービスですね。便利そうですが、使用率はそんなでもなかったのでしょうか。
AWS CodeStar(AWS アプリケーションの開発とデプロイ)| AWS
AWS Application Cost Profiler
Application Cost Profilerが登場したのは2021年5月21日でした。マルチテナントで動作しているアプリケーションのコスト分析をサポートするサービスです。
知名度はあまり高くないと思われ、ひっそりと消えるサービスのひとつとなりそうです。
AWS IoT 1-Click
IoT 1-clickも2017年のre:Inventで登場しました。
物理ボタンでAWSクラウドサービスを動かせるというのがおもしろかったですね。これを使ってアプリケーションを作って使っている人も同僚にいました。終了してしまい残念です。
AWS IoT 1-Click end-of-life (EOL) FAQs - AWS IoT 1-Click
まとめ
新しいサービスが出れば、サービスが終了することもあるでしょう。終了するサービスが、これまでより多い気がしましたのでまとめてみました。使用しているサービスがあれば気をつけてください。