【AWS試験】万全の準備で始めたのに、直前のたった一つのミスで自分を呪った話
Guten Tag、ベルリンの伊藤です!本日 AWS Certification Security Specialty (SCS) をオンラインで受験しました!!合否はまだ分かりません!!!
タイトルの通り、試験の開始直前は完璧の準備と思われたのに、たった一つの愚かなミスでオンライン試験中に絶望に陥った話をします。
ことの経緯
今回は自宅でオンライン試験を受けました。
オンラインで受験する場合、プライベートスペースを確保し、自前に動作確認したPCで Pearson VUE の提供するシステムを起動して受験します。
当日、システムにチェックインすると、オンライン試験を監督する試験官がアサインされます。
試験問題に入る前に、試験官からPCのウェブカメラで改めて部屋をぐるっと見せるよう指示されます。一度充電ケーブルを抜き、パソコンを持ち上げて立ち上がって部屋をぐるりと見せ、OKもらえました。
そしていざ、試験開始!!
順調に50/65問ほど解いて1時間半ほど経過した頃、急にPCが暗転。
(*試験後に撮影したイメージ画像です)
…は?
ふぁっ!!!??一体いつ…!?!?
一度充電ケーブルを抜き、パソコンを持ち上げて立ち上がって部屋をぐるりと見せ…
おーーーーろーーーかーーーーー!!!!
そもそもなぜ落ちる前に気付かなかったか、それは試験システムが全画面で開かれる仕様のため、ステータスバーのバッテリー残量を見ることができず、また普段なら現れるバッテリー残量低下の通知もなかったのです...(泣)
ひとまず最後までやらせてくれた
大急ぎでケーブルを挿すも後の祭り、再び起動するまで時間がかかります。この間、私は悔しくて涙しながら決意しました、この失敗はブログに書いて昇華させてやると。
そんなこんなで起動して端末ユーザのロック解除すると、元の試験画面がそのまま現れました。
絶対に試験官に終了宣告される…と思ったら特に何も言われず、チャットを開いてこちらから説明したところ「そのまま続けて良い」と。
ということで、動揺しまくって数分ロスしつつも最後まで受けることはできました。
結果は即時発表ではないので、どう判別されるかまだ分かりません。
そして、もう一つの不運
充電ケーブル挿し忘れるなんて初歩的なミス、絶対にしないと思うでしょう?
でも一つ言い訳させてください!
実は試験官のアサインに時間がかかり、また運悪く試験開始までに1時間以上待ってたんです!!!
チェックインして部屋やIDの写真を提出すると、次に現れるのは待機画面と「キューの人数」ですが、そこで表示されたのは「50」でした。
以前は特に待った覚えはなかったのですが、サクサク数字が減るわけではなく、なかなか始まりません。
すでに机の上は片付けてウェブカメラは録画中と表示されており席を立ってよいかも分からず、そこから瞑想して30分待ち続けました。
ようやくアサインされた試験官ですが、こちらのビデオが見えないということでシステムを閉じて再起動を指示されました。(事前の動作確認では問題ありませんでした)
言われるがままにシステムを起動し直すと、また最初から待機でさらに30分待ち…
で、ようやく再び繋がったところで充電ケーブルを挿し直し忘れた話でした。(完全に自責)
後世に伝えたい
まずもって充電忘れるな!ですが、それに加えて試験官の言語は日本語が良い説を提唱します。
後に待ち時間について調べたのですが、aws pearson queue wait time
と英語で検索すると1−2時間待ったという体験談は数年前から上がってきます。
一方、日本語でそのような情報は少なく、5分程度待ったということしか見かけませんでした。
また今回、二人目の試験官はチャットで的確な指示だったためスムーズでしたが、一人目は音声による指示で、英語の訛りとこもった音声で聞き取りづらいというのもありました。
英語話者の中では「Pearsonの試験官は運次第」というのが定評のようです。
確かに試験官の言語は4つしかなく、日本語、中国語、スペイン語話者以外の世界中の受験者が全員英語で受けるのですから、様々な試験官がいて、それでも時間帯によって殺到するのは当然でしょう。
つまり、日本語の試験官の方が待ち時間が短くトラブルも少ないと考えられます。
海外でも日本語の試験官が選択できるのか?
できます!ただし、日本の営業時間に限るようです。
以下、ピアソンの予約画面を確認しました。
- まず試験自体の言語を選択します。これは英語、日本語などお好きなものでOK。
- 次に、試験官の言語を選択します。英語の試験を受けるとしても、ここで日本語を選択することが可能です!
- 次に自分のタイムゾーンを選択し、試験日時を選びます。私の住む CEST (日本-7時間) の場合は深夜の2時頃からで、一番遅くても朝7時半〜10時の時間枠でした。
時差によって可能な選択は限られますが、表示される候補日時の数は英語の場合と比較しても劣らずたくさんありました。
できるならオンサイトで受けたい
オンラインの場合は移動時間もなくリラックスした自宅などで受けられることがメリットです。でも、私は絶〜っ対に会場推しです。その理由は…
- 準備面
- ID持って会場に行くだけ。スペース確保(家族との予定調整や部屋整理)、PCの準備、準備の不安が一切ない!
- 試験中
- トイレに行ける!
- 水飲める!!
- 紙とペンをくれて、構成図などメモできる!!!
- 試験後
- 励ましてくれたりチョコくれたりする(※会場によります)
↓こちらの方もテストセンター推し!
オンラインの準備に過信は禁物
私は自分のMacを過信して前日寝る前にシステム動作確認したら、結局1時間かかって寝るのが遅れました(すでに愚か者)
↓こちらのブログで一連の流れが紹介されているので、しっかり準備&イメトレしましょう。
部屋の片付けは、文字が目に入らないようすべて隠しました。
なお、部屋はごちゃぁ…という擬態語の似合う散らかりようでしたが、物があることには文句つけられませんでした。
おわりに
前回はオフィスで絶対に邪魔の入らない「フォンブース」(公衆電話ボックスのような空間)で受験しましたが、狭すぎて途中から窒息死するかと思い、意識朦朧としながらなんとか最後まで受けたのでした。オンライン受験にはとにかく良い思い出がありません…
なお、今回の結果でもし不正なしと認められたとしても、このようなハプニングが許容されることを証明するものではありません!
事前の準備は怠らず、油断もせず、トラブルは未然に防ぎましょう。充電ケーブル挿しましょう。
以上、皆さんの幸運を祈ります。