AWS Marketplaceを使用してSaaS製品(TiDB Cloud)を使ってみた
ゲームソリューション部の えがわ です。
今回はAWS Marketplaceを使用してTiDB Cloudを使ってみます。
AWS Marketplaceとは
AWS Marketplaceは多くの人に馴染みのない機能だと思います。
ですが、Amazonのマーケットとすると、皆さん利用したことがあるのではないでしょうか?
実際に使用してみると豊富な品揃え、簡単な決済とAmazonのマーケットと同様に利用できます。
例えばSaaSを登録(サブスクライブ)すると、操作性は変わらず、請求だけAWSと統合することができます。
SaaSごとのクレジットカード登録が不要、請求が一括になるといった大きなメリットがあります!
AWS で稼働し、一元管理できるサードパーティのソフトウェア、データ、サービスを検索します。AWS Marketplace には何千ものソフトウェアリストが含まれており、柔軟な価格設定オプションと複数のデプロイ方法により、ソフトウェアのライセンスと調達を簡素化できます。
やってみる
今回はAWS MarketplaceからTiDB Cloudをサブスクライブします。
TiDB Cloudをサブスクライブ
AWS Marketplace -> 製品を検出
に移動しTiDB Cloudと検索します。
View purchase options
を押下します。
Subscribeボタンを押下します。
Subscribeすると画面上部にSet up your account
ボタンが表示されるので押下してTiDB Cloudの画面に遷移します。
TiDB側の操作
今回はアカウント作成済みのため、Sign up with Google
でサインインします。
登録していない方はお好きな方法で登録してください
サインインすると、どの組織に請求を紐づけるかの確認画面が表示されます。
AWSの請求と一括にする組織を選択しLinkボタンを押下します。
※すでに関連図けてしまっているため、Linkボタンが非活性になっています。
組織のBillingを確認すると、AWS Marketplace Subscription
となっています。
これで請求情報がAWSに紐づけられていることが確認できます。
(オプション)TiDB Dedicatedを起動してみる
請求情報が紐づけられたので、有料のDedicatedが利用可能になっています。
ついでなので、最小構成で起動してみます。
AWSの請求が紐づいているためGoogle Cloudは選択できません。
クラスターを作成します。占有環境なので30分ほどかかります。
作成されました。
さいごに
SaaSを登録(サブスクライブ)し、請求を紐づけるだけで簡単に製品を利用することができます。
請求がAWSと一括になるため、気になるSaaSをこっそり使ったりすることもできちゃいますね。
どなたかの参考になれば幸いです。