![[AWS re:Inforce 2025参加ガイド] 概要から現地参加・オンライン視聴方法までを徹底解説](https://devio2024-media.developers.io/image/upload/v1749910276/user-gen-eyecatch/znfiafcg3jvprlpefvww.jpg)
[AWS re:Inforce 2025参加ガイド] 概要から現地参加・オンライン視聴方法までを徹底解説
あしざわです。
今年も年に1回のAWSセキュリティの祭典、AWS re:Inforceの時期がやってきました。
本記事では、2025年に開催されるAWS re:Inforce に関する情報についてまとめて紹介します!
概要
AWS re:Inforce は、AWS におけるセキュリティ強化を目的とした、没入型のクラウドセキュリティ学習カンファレンスです。
2025年の開催期間は 2025年6月16日〜6月18日(EST/米国東部時間)の3日間 です。
2023が2日間、2024が2日半(実質)だったため、2025年は近年より大きな規模で開催される予定です。
2025年の開催地は、米国ペンシルベニア州フィラデルフィアです。日本では馴染みがない方も多いと思いますが、ニューヨークとワシントンD.Cの中間に当たる場所にあります。
こんな街並みです。
2024年に撮影した写真
会場はフィラデルフィアの中心街に近い、Pennsylvania Convention Centerです。実は2024年と同じ場所です。
2024年に撮影した写真
AWS re:Inventとの違い
よく似たカンファレンスに毎年12月に開催されるAWS re:Invent があります。
re:Inventは、AWS全般の領域をカバーしており、開催期間も規模も大きく、年に1回のお祭りのようなイベントです。
開催地がラスベガスということもあって、大きさ・派手さがよく目立ちます。
2023年のre:Invent会場付近にて
そちらと比べると以下の点で異なります。
- AWSセキュリティに特化している点
- 開催規模がコンパクトである点
re:Inventとの違いについては2024年の記事でもまとめています。
参加方法
参加方法は2パターンあります。
- 現地参加
- オンライン参加
ざっくりした参加方法は2024年の記事でも紹介しています。
この2025年版の記事では、前回との差分や画面キャプチャ・現地画像を増やして紹介します。
現地参加
以下サイトから登録し、カンファレンスパス(1,099 USD)を購入することで現地で参加できます。
アカウント作成&イベントパスの購入が完了すると、参加者ポータルやセッション一覧が確認できるイベントカタログにアクセスできるようになります。
参加者ポータル
イベントカタログ
セッション数は2025/6/14時点で412個でした。セッションは事前予約ができないようになっていて、すべて先着順となっています。
AWS Summitやre:Inventのようにセッション予約争奪戦がないのがありがたいですが、早めの移動は意識したいですね。
また、例年日本からの参加者向けにAWSJ主催のツアーが開催されています。
2025年は近畿日本ツーリストさんに「AWS re:Inforce 2025 Japan Access Tour in Philadelphia」というタイトルで企画・実施いただいています。
「AWS re:Inforce 2025 Japan Access Tour in Philadelphia」ページ
Japan Tourでは参加者限定の特別なイベントが企画されています。去年はAWS CISO(当時)のChris Betzによる特別講演を企画いただきました。その他参加者同士が交流できるネットワーキングイベントもありました。
2025年のクラスメソッドの現地参加組は以下4名です。全員Japan Access Tourでお世話になります!
今年も現地の体験をたくさんブログとして執筆予定です。乞うご期待!
オンライン参加
今回のre:Inforceもオンライン登録することで、一部セッションのライブストリームが無料で視聴できます!
こちらのサイトからRegister for free
をクリックし、ご登録ください。
必要情報を入力し、登録してみました。
登録してからしばらく待つと、登録したメールアドレスに以下メールが届きました。
公式サイト上から確認できたライブストリームで視聴できると思われるセッションは以下の4種類です。
- Keynote
- Innovation talks
- AWS OnAir
- Breakout Session
以下の欄から確認しています。
サイト上から確認できたセッション名と開始時間の一覧をまとめてみました。
タイトル | 時間(EST) |
---|---|
AWS OnAir pre-show - Supercharge container security with AWS threat detection | 6/17 9:30-9:58 |
Keynote with AWS CISO Amy Herzog | 6/17 10:00-11:25 |
AWS OnAir: Post-Keynote wrap-up | 6/17 11:30-11:35 |
AWS OnAir: Detection and response launch deep dive | 6/17 11:38-11:58 |
Innovation talks: SEC201 | Security foundations: How AWS designs the cloud to be the most secure for your business | 6/17 12:00-13:00 |
AWS OnAir: Interview on threat intel with Tom Scholl, VP & Distinguished Engineer of AWS Network Edge Service | 6/17 13:15-13:30 |
Innovation talks: SEC202 | How the AWS obsession with resilience helps customers build for adversity | 6/17 13:30-14:30 |
AWS OnAir: Interview with Amazon CSO Steve Schmidt | 6/17 14:33-14:43 |
AWS OnAir: Identity and access management launch deep dive | 6/17 14:43-15:00 |
Featured breakout: SEC203 | What good looks like: Building and improving cloud security | 6/17 15:00-16:00 |
セッションはすべてアメリカ東部標準時間(EST)なのでご注意ください。マイナス10時間すれば日本時間になるので、Keynoteが夜中の0時開始です。
ちなみにKeynoteで登壇するAmy Herzog は、このイベントの直前にChris Betzの後任としてCISOに任命されたと報道されていました。就任したばかりですね。
最後に
以上、AWS re:Inforce 2025について紹介しました。
re:Inforceの期間は、例年セキュリティに関するたくさんのAWSアップデートが発表されます。
現地参加メンバーだけでなく、日本にいるクラスメソッドのメンバーも加わって、発表されたAWSアップデートをブログでアウトプットしますのでご期待ください。
最後に宣伝です。
クラスメソッドの現地参加メンバーの帰国後は、札幌、東京、大阪の各地でAWS re:Inforce 2025 振り返り勉強会を開催します。
- 【札幌開催】AWS re:Inforce 2025 振り返り勉強会 - connpass
- 【東京開催】AWS re:Inforce 2025 振り返り勉強会 - connpass
- 【大阪開催】AWS re:Inforce 2025 振り返り勉強会 - connpass
札幌・大阪はオフラインのみ、東京はハイブリッド開催です。
re:Inforceの最新情報についてキャッチアップしたい方は、ぜひお近くの勉強会にご参加ください。
以上です。