AWSグローバルインフラストラクチャにおける持続可能性の革新 #AWSreInvent #SUS101

AWSグローバルインフラストラクチャにおける持続可能性の革新 #AWSreInvent #SUS101

re:Invent2023のセッション「Sustainability innovation in AWS Global Infrastructure」についてのレポートです。
Clock Icon2023.12.11

AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。

今日は「Sustainability innovation in AWS Global Infrastructure」というタイトルのセッションについてレポートします。

公式セッション紹介(日本語訳)

AWSは、クラウドをお客様のインフラとビジネスを実行するための最もクリーンでエネルギー効率の高い方法にすることを決意しています。これには、AWSのお客様が期待する効率的で弾力性のあるサービスを提供する一方で、環境フットプリントを最小限に抑えることが含まれます。本セッションでは、AWSがどのようにインフラのあらゆる面で効率性を重視し、2040年までに炭素排出量ゼロを達成することを目指し、二酸化炭素排出量を削減する新たな方法を見つけるために革新的な取り組みを行っているかをご紹介します。再生可能エネルギー100%による電力供給、AWSのリバース・ロジスティクス・プログラム、2030年までに水をポジティブなものにするというAWSのコミットメントなど、アマゾンの取り組みをご覧ください。

オンデマンド動画

概要/オススメポイント

AWSでは持続可能性という社会テーマに対して、様々なアクションをとっています。このセッションではその全体概要を学ぶことが出来ます。

まずは、エネルギー効率の視点です。AWSではGraviton/Trainium/Inferentiaという専用チップを開発してきました。これらはコスト効率はもちろんエネルギー効率も高く、これらを利用することで環境負荷を低減させることができます。

また、世界各国で再生可能エネルギーへの取り組みも活発です。例えば、19のリージョンではデータセンターを再生可能エネルギーで稼働させています。

データセンタでは、電源供給が止まった際に自家発電機を稼働させますが、この燃料にもメスを入れてます。AWSでは化石燃料の代わりに水素化植物油(HVO)の利用を始めてます。

また、データセンタを建築する資材(鉄・コンクリート)も環境負荷の低いものを利用しています。

循環型経済視点での取り組みにも積極的です。データーセンターにおける各施設の耐用年数の延長や、修理・再利用・リサイクルに対してもリバース・ロジスティックス・ハブという再生工場の仕組みを構築・運用しています。(セッション内でビデオが流れますのでぜひご覧ください)

最後に水資源についても取り組んでいます。水資源の豊富な日本では馴染みが薄いとは思いますが、ウォーター・ポジティブ(消費する水よりも多くの水を再生し、保存し、持続可能な方法で提供する)という取り組みがあります。AWSでは世界各地でこの取り組みを行っています。

このセッションでは、我々が普段目にしないAWSの環境への取り組みを紹介しています。 全ての方に一度はご覧頂きたいセッションです。

まとめ

セッションの概要を紹介しました。ご興味があれば上記のリンクよりセッション動画をご覧ください。

また、英語が苦手な方は、YouTubeの概要欄の「文字起こし表示」を活用してみて下さい。例えば文字起こしのテキストを翻訳ツールに簡単にコピペできます。

皆様のスキルアップのお手伝いになれば幸いです。

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