【レポート】AWS Cloud9 の紹介 #reinvent #DEV320

2017.12.01

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DEV320 - NEW LAUNCH! Introducing AWS Cloud9, a cloud IDE to write, run, & debug your code

ラスベガスで開催中の re:Invent 2017 にて「DEV320 - NEW LAUNCH! Introducing AWS Cloud9, a cloud IDE to write, run, & debug your code」を聴講してきたのでレポートします。

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スピーカーは以下の 2 人です。

  • Ruben Daniels
  • Nikolai Onken

ソフトウェア開発の三本柱

  • Run
  • Release
  • Create

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Run

  • EC2
  • Fargate
  • ECS
  • Lambda
  • Aurora
  • RDS
  • Redshift

100 を超えるサービスがある

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Release

  • CodeCommit
  • CodeBuild
  • CodeDeploy
  • CodePipeline
  • CodeStar

などなど

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Create

ここに登場したのが AWS Cloud9 !!

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なぜ新たな IDE を作ったか

1. 開発者はクラウドを構築しているが、ローカルマシンを使用している

痛いところ

  • ハードウェアや構成に依存する
  • 各プロジェクトでのマルチタスクが大変
  • 複数の場所からの作業が難しい

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2. 開発環境をセットアップするのは面倒

  1. IDE やプラグインのインストール
  2. スタックの設定
  3. 環境を製品に合わせる
  4. ようやくコーディングが開始

人手も時間もかかる!

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プロジェクトが増えるほどにかかる!

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3. 開発者は簡単に共同作業でコーディングする必要がある

  • お互いの画面を見るというやり方はスケールがきかない
  • 画面共有ツールを使用すると、常にコンテキストを切り替えることができる

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4. 既存の IDE はサーバーレスアプリケーションのニーズに追いついていない

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そこで AWS Cloud9

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コーディングに必要なのはブラウザだけ

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新たな環境を作成するだけですぐにプロジェクトを開始できる

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メンバーとリアルタイムで共同編集コーディングができる

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サーバーレスアプリケーションのビルドが簡単

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Cloud9 上のターミナルで AWS サービスに直接アクセスできる

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デモ

デモでは以下が行われていました。

  • 環境の作成
  • Cloud9 上のターミナルから GitHub リポジトリのクローン
  • コードの実行とログ出力
  • サーバーレスアプリケーションの作成
  • デバッグ
  • 共同編集
    • コーディング
    • チャット
  • デプロイ

以下のブログにもこれらについて書かれています。
ぜひご覧ください。

【速報】AWS Cloud9がリリースされました! #reinvent

【速報】Lambdaファンクションを共同編集!AWS Cloud9を使ってコラボレーション開発をしてみた #reinvent

【速報】AWS Cloud9を使ってLambdaのテストをしてみた #reinvent

本日から利用可能

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残念ながら東京リージョンはまだありません。
利用可能なリージョンは以下の 5 つです。

  • us-east-1
  • us-east-2
  • us-west-2
  • eu-west-1
  • ap-southeast-1

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料金

EC2 方式

  • IDE の使用は無料
  • EC2, EBS は通常料金
    • 実行とコードの保存

SSH 方式

  • IDE の使用は無料
  • EC2, EBS は使用しない

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感想

デモを見た限り、かなり高速で動作していました。
実際に開発で使ってみたいですね。
Lambda のコードを書く時に試してみようと思います!

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