『AWS営業からAWSインフラエンジニアにジョブチェンジして3ヶ月でやったこと』のタイトルで登壇しました #devio2021

営業からAWSインフラエンジニアまでのストーリーと3ヶ月でやったこと
2021.10.13

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

2021/10/12(火)にクラスメソッドオンラインイベントのDevelopersIO 2021 Decadeで「AWS営業からAWSインフラエンジニアにジョブチェンジして3ヶ月でやったこと」というテーマでお話ししました。

登壇資料


いただいた質問

当日は8個ご質問を頂きました。上手く回答できていない部分もあったかもしれないので、下記まとめさせて頂きます。

資格の勉強が実務にどのくらい役立ちましたか?

私が取得したのは下記6点になりますが、AWS Certified Solutions Architect - Associateぐらいから役に立つと感じました。
(基礎的な単語等の理解から始める方はCloud Practitionerからでも全然良いと思います)
AWS Certified Cloud Practitioner
AWS Certified Solutions Architect - Associate
AWS Certified SysOps Administrator - Associate
AWS Certified Developer - Associate
AWS Certified Solutions Architect - Professional
AWS Certified DevOps Engineer - Professional

実務にどのくらい役立つか、については、ベストプラクティスを学ぶといったところでは役に立ったと思います。
資格勉強をすることで一般的なアーキテクチャ構成や各サービスの機能についても理解できました。
ただ実際に設定をやるわけでもないのと、案件毎に環境は異なると思うので、実際にシチュエーションを考えて触ってみるのは大事だと思います。

未経験からクラウドエンジニア、インフラエンジニアを目指す人に向けて、「これはやっておくと良いよ」という勉強に関するアドバイスはありますか?

AWSを触る予定であればAWSの資格勉強やハンズオン等をやってみるのが良いと思います。
他にLinuxのコマンドの勉強や、CCNAやTCP-IPの本を読んでみたりするのが良いと思います。
もしIT業界が未経験であれば、基本情報技術試験もおススメと聞くので、勉強してみてよいかもしれません。(私も取得しようと思っています)

これまでの案件対応において、大きな壁にぶつかった経験(”全くわからん”など)があれば教えていただきたいです。また、その時にどのようにして解決にたどり着いたのか教えていただけると嬉しいです。

正直、壁にぶつかりまくりです笑
踏み台サーバ経由でサーバアクセスするとき、リージョンバックアップ構成を取るときの懸念事項がわからん、ADサーバなんもわからん等、沢山あります。
解決するまで考えて、あとはコンサルティング部ではメンターと呼ばれる相談役がつくので、メンターに相談してみたり、QA部屋もあるのでそちらで質問したりして解決に導きました。
特に初心者にとっては、自分で考えた後は、抱え込まないで早めに相談した方がよいと思います。

実務経験が無いと参画が厳しいことがあったりするのですが(私の会社だけかもしれませんが)勉強会だけでなく、ポートフォリオのようなものを作成したりはしましたか。

私の場合、異動したいと相談したら、コンサルティング部から課題をいただき、それに対して取り組みました。
約半年ほど課題に対して準備を行い、”面接”のような形で発表を行いました。
あとはコンサルティング部にいきたい意気込み等を話しました。
実際に何か課題をもらって取り組むのがよいかもしれないです。

洲崎さんは営業職からエンジニアになられたと思うのですが、エンジニアとして営業時代の経験で活きているものはありますか?差し支えなければ教えて下さい!

コンサルティング部ではお客様と会話する機会も多くあります。
支援パターンとして環境構築(構築して納品)と、コンサルティング(QA対応や時間に応じて柔軟に対応)があるのですが、後者は特に柔軟に会話します。
お客様のやり取り等は営業時から慣れている為、そこは経験に活きているなと感じます。
また、営業含めた全体のフローをわかっているので、受注前や請求等においても営業と密に連携できると感じています。

AWSの資格はどのような順番で取得していきましたか??差し支えなければ教えてください。

下記順番になります。

  1. AWS Certified Cloud Practitioner
  2. AWS Certified Solutions Architect - Associate
  3. AWS Certified Developer - Associate
  4. AWS Certified SysOps Administrator - Associate
  5. AWS Certified Solutions Architect - Professional
  6. AWS Certified DevOps Engineer - Professional

Cloud Practitioner、AWS Certified Solutions Architect - Associate、AWS Certified Solutions Architect - Professionalについてはブログも書いておりますので参考にして頂けますと幸いです。

【AWS試験】非エンジニアがクラウドプラクティショナーを受けてみた話

【AWS試験】非エンジニアがソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)を受けて合格した話

【AWS試験】AWSエンジニア歴1ヶ月がソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP-C01)を受けて合格した話

エンジニアの場合理屈の説明を求められる事が多々あると思いますが、(ここで質問は切れてました)

営業の時もロジカルな説明が必要なときもありますが、エンジニアでもロジカルシンキングはより重要だと感じています。
ここも私には足りない部分もあると思っていますので、なるべく根拠を持って順序よく分かりやすく説明するように心掛けていこうと考えています。

最後に

当日はご質問を多く頂き、キャリアチェンジやこれからクラウドエンジニアになろうとしている方は多くいるんだなと感じました。
クラウドエンジニアのとっかかりとしては、まずは資格勉強しつつ実際にハンズオンや触ってみて、アウトプットしてみることをお勧めします。
また環境を変えてみたり、上長や周りの人に相談してみるのもお勧めです。
これからクラウドエンジニアになろうとしている方、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!

ではまた!AWSコンサルティング部の洲崎でした。