![[ブースレポート]生成AI x マイコンで実現!スマート植物育成システムのアーキテクチャが展示されていたので見てきた #AWSSummit](https://images.ctfassets.net/ct0aopd36mqt/6mDy5OHyuWO0BYkCTdEVsb/fb81a40db3365780c00e8d5c8927d5c0/eyecatch_awssummitjapan2025_nomal_1200x630.jpg)
[ブースレポート]生成AI x マイコンで実現!スマート植物育成システムのアーキテクチャが展示されていたので見てきた #AWSSummit
植物を育てるときのAWSアーキテクチャを紹介しているブースがあったぞ
おのやんです。
AWS Summit 2025の会場にて、マイクロコンピューター(マイコン)を使った直物育成システムが展示されていましたので、実際にいろいろ聞いてきました。
内容
今回の展示で使用されているAWSアーキテクチャ図になります。今回のブースでは、アーキテクチャ図にある水やりシステムは実装されておらず、土壌の状態をM5StackからAWS IoT Core(以下、IoT Core)経由で取得して利用している形になります。
データの利用方法、大きく分けて2つです。「土壌の水分量をグラフで表示させる」と「土壌の状態を説明する文章を表示させる」です。
土壌の水分量は、M5StackからまずはIoT Coreに送信されます。M5StackとIoT CoreはMQTTで接続されており、M5Stck上ではC言語のプログラムが動きながら、IoT Coreにデータを送信しているとのことです。IoT Coreに送信されたデータは、Amazon Timestream(以下、Timestream)上に保存されます。
それと並行してもうひとつ、AWS Lambda(以下、Lambda)関数を1分ごとに実行させて、Timestreamから水分データを取得し、これをもとにAmazon Bedrock(以下、Bedrock)のLLMモデルに土壌の状態を説明する文章を生成してもらっています。生成された文章は、土壌データと同様にTimestreamに保存されます。
これらの、Timestream上に保存された土壌データと土壌説明文を、最終的にAmazon Managed Grafanaが取得して、ダッシュボードに表示している、という流れになっています。
筆者もIoT Coreをすこし扱ったことがあり、IoT Coreのルールアクションでデータベースサービスに直接データを送信できるような機能を使っているのかな、と思ったりしました。(IoT Coreルールの連携先にTimestreamもありそう)
ブースでは、実際にM5Stackが土壌の水分量を取得している様子を見ることができました。
AWS Summit 2025では、セッションももちろん面白い内容を聴講できますが、こういったブースでも色々な角度からAWSに触れられるのが非常に面白いですね!