コンニチハ、千葉です。
AWS Countdown が発表されました。AWS Countdownは、AWSサポートが提供するサービスで、プロジェクトのライフサイクル全体を通じて、運用の準備状況の評価、リスクの特定と軽減、キャパシティーの計画を支援するサービスになります。
What's new
サービスページ
ユーザーガイド
https://docs.aws.amazon.com/aws-support/
※サービスページからユーザーガイドのリンクがありましたが、現状まだ提供されていないようです
AWS Countdown とは？
ユーザーガイドが今のところ見つけられないので、What's new や サービスページ の情報を元に作成しています。 今後詳細がでましたらアップデートしたいと思います。
AWS Countdown の概要
AWS Countdown と AWS Countdown Premium の2つが存在します。
AWS Countdown は、AWS サポートのインフラストラクチャ イベント管理 (IEM) サービスに代わるものであり、エンタープライズ サポートに含まれています。つまり、もともと提供していた IEM が AWS Countdown に名前が変更されたと理解して良さそうです。
https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/programs/iem/
AWS Countdown Premium は、ビジネスサポート、エンタープライズオンランプ、エンタープライズサポートの顧客向けに、追加料金の月額サブスクリプションとして利用します。指定された専門エンジニアと連携して、状況に応じたガイダンスとトラブルシューティングが受けられます。専任のエンジニが追加でアサインされるサービスのようです。
整理すると、Countdown は ナレッジの提供となガイダンスの提供になり、Premium では専門のエンジニがアサインされプロアクティブなガイダンスとトラブルシューティングが提供されます。
何を提供してくれるの？
プロジェクトのライフサイクル全体を通じて、運用の準備状況の評価、リスクの特定と軽減、キャパシティーの計画を支援するサービスです。
- 運用に関するテンプレート、ランブックなどにより計画・実行・追跡できる
- 専任のエンジニアからのガイダンスとトラブルシューティングを受けられる(Premium)
- 期間契約なしの月額サブスクリプション(Premium)
ユースケース
移行：コンテキスト認識を提供し、問題の解決を支援できる指定されたエンジニアの助けを借りて、自信を持って移行できます
モダナイゼーション：AWS の規範的なガイダンスと、デプロイメント、DevOps、セキュリティ監査、自動化のベストプラクティスを活用します
生放送：AWS の専門家や指定された専門エンジニアのサポートを受けてイベントをストリーミングし、インフラストラクチャを効果的に拡張してトラフィックの急速な増加に対処します
製品の発売とアップグレード：AWS の専門家と協力して、可視性の高い製品の発売に備えて、インフラストラクチャが顧客のトラフィックを管理できる状態にあることを確認します
料金
AWS Countdown は エンタープライズ サポートに含まれるサービスになります。
AWS Countdown Premium は、ビジネスサポート、エンタープライズオンランプ、エンタープライズサポートの顧客が利用できます。期間契約なしの月額サブスクリプションで、料金は 月額一律$10,000 です。請求は、登録時に顧客が指定した開始日から始まります。
https://aws.amazon.com/premiumsupport/pricing/
さいごに
月額 $10,000 にて、AWS から専門のエンジニアがアサインされプロジェクト全体のライフサイクルを通じてサポートしてくれるサービスのようです。例えば、重要なリリースのときにスポットで対応してもらうような利用も可能そうです。ぜひ利用を検討してみましょう。
それではまた！
0
