クラスメソッドのSalesforceの使い方を紹介します【2022/10】

社内Salesforceの使い方やSaaS連携について、井手が以前UPした内容を更新する記事を書いてみました。
2022.10.26

はじめに

こんにちは、アライアンス統括部の清水です。

現在はデータ加工や分析ツールであるAlteryx製品を担当しておりますが、2022年の6月までクラスメソッド内で利用している、Salesforceのシステム管理者を担当しておりました。以前の管理者である井手がUPしたブログの内容が、現状とは異なっている箇所もありこの度更新版の記事を書いてみることにしました。

クラスメソッドのSalesforceの使い方を紹介します

全体図

今回紹介する範囲は以下の通りです。細かい説明やリレーション、その他オブジェクトは省いています。

SalesforceはSales CloudのEnterprise Editionを継続利用しています。(2022年10月現在)

主なSalesforceの使い方

主要なトピックに分けて紹介します。

リード管理

Pardotを利用しています。Pardotはリードや取引先責任者と連携をし、インサイドセールスチームが見込み顧客へコンタクトする前に、Salesforce画面上から流入経路を確認できるようにしています。またキャンペーンオブジェクトと連携させ集計もしています。

そしてインサイドセールスチームが昨年発足した際に、「dialpad」をSalesforceと連携させてSalesforce画面上から顧客へ架電を行い、そのまま活動の記録にログが残るような仕組みを導入しました。

営業現場をデジタルシフトする。クラウドフォンのDialpadが画期的だった

顧客管理

標準の取引先を利用しています。FORCASを用い顧客のデータエンリッチを行う事で分析に活用しております。

しかし社内ユーザー数が増えるにつれ重複管理や、FORCAS社が提供する顧客データベースには、存在していない取引先レコードの扱いなど(主に海外の取引先など)が課題としてあがっております。

商談管理

標準の商談を利用しています。見積などの帳票類はOPROARTSを利用して作成できるようにしています。

なおこちらも、様々なサービス/取り扱い商材が増えるにつれ、商談のレコードタイプの在り方や、「商品」オブジェクトの商品マスタの管理をどのようにするかなど課題があります。

営業管理

部署にもよりますが、標準的な利用方法でTodoや活動の記録、レポートなど等を用いた運用を行っています。Todoに関しては一部Slackへの通知も引き続き行っています。

請求管理

カスタムオブジェクトを作成して管理しています。ほとんどの請求は、請求オブジェクトにレコードが作成され、楽楽明細を介して請求書の送付を行っています。また請求業務担当者が前処理できるように、請求レコードが作成される前に利用料金オブジェクトにベースとなるレコードを作成し、締処理を行っています。クラスメソッドのサービスであるMembersのシステムよりAWS利用費のレコードを作成する連携を行っています。

問い合わせ管理

AWSに関わるサポートは、(図にはありませんが)Zendeskを利用しています。

そのため営業はSalesforce、テクニカルサポートやエンジニアはZendeskといったようにツールが様々存在し、データを一気通貫して確認したいといった要件があった場合、最終的にBIツールでダッシュボード作成が必要になってしまいます。

利用している主な要素技術

  • Apex
  • Visualforce
  • Lightning Component
  • Python
  • AWS(S3, EC2, Lambda, ParameterStore, APIGateway, SQS, SNS, SAM)
  • Serverless Framework
  • Github
  • Github Actions
  • SlackApp

課題

  • 各オブジェクトの説明箇所にも記載しましたが、導入時と比べて社内ユーザー数が増え、扱うサービス・商材が増加していき、どのように活用していくのが良いかといった点が、各部署ごとに異なっているところが大きな課題となっております。
  • また、極力Apexでの個別開発や、フローを用いた自動化については慎重に行っていますが、変化するビジネ(略)によりカスタマイズが発生する事があります。特に請求関係は重要な部分ですので追加開発や運用に時間を取られがちです。

さいごに

クラスメソッドのような課題をお持ちのSalesforce管理者も、多いのではないでしょうか?

変化するビジネス要件に合わせてすぐにAppExchange、もしくはAPI経由でSaaSを連携できる事はSalesforceのメリットではありますが、結局のところ、ツールはあくまでツールでしかなく、最終的に「データ分析・活用・売上予測によるビジネス推進」に注力するためにも、データ基盤の開発や運用は効率よく楽にするべきだと思います。

クラスメソッドでは、とりあえずやってみるといった社風のため、今回UPしたこちらの図もまた近い将来変化していくと思っております。それではまた。