CloudWatchでAWSのコストを可視化してみた
はじめに
AWSのコストをCloudWatchを使って可視化したい!という方はごく稀だと思いますが、今回はそんなごく稀なことをしたかったのでやってみました。
コスト可視化はAWS Cost Explorerという便利なサービスがあるので、基本的にはそちらを使う方が楽です。
メトリクス取得の有効化
まずはCost Explorerで設定を行います。
コストを表示させたいだけですが、アラートの設定をします。
AWS Cost Explorer > 請求設定 > アラート設定
の下の項目、「CloudWatch請求アラート」を有効にします。
有効になりました。
請求設定の画面で以下の画面が出たあなた。
informationに書かれている通り、支払いアカウントが別に存在するため、そのアカウントではCloudWatchでコストメトリクスを取得することはできません。
rootまたはコスト管理権限を保有しているアカウントでしかコストメトリクスの取得はできません。
CloudWatchで確認
それではCloudWatchでコストが可視化されたはずなので見に行きましょう!
CloudWatch > 全てのメトリクス > 請求 > 概算合計請求額
あれ?何も表示されません。。
コストのメトリクスは一日に数回しか取得されないようなので数時間待ってみます。
取得できていますね!
ただ、線だと見づらいので棒グラフにしてみましょう。
見やすくなりましたね。
合計請求額以外にもサービス別や連結アカウント別などのメトリクスもあるので用途に応じて使い分けましょう。
注意点としては、請求メトリクスを確認する際は N.Virginia
を選択しましょう。
他のリージョンでは請求メトリクスは見れません。
まとめ
あまり需要はないかと思いますがCloudWatchを使ってコストを可視化してみました。
次回はこのCloudWatchで取得したメトリクスを活用してみます。