ビジュアルデータの参照Tips #quicksight #19 | Amazon QuickSight Advent Calendar 2016
当エントリは『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』の19本目のエントリです。
昨日の18本目のエントリは『分析で出来ること』でした。
『AWS re:Invent 2016』の直前に一般利用可能となったAWSによるBIサービス、Amazon QuickSight。発表されたばかりですが、早速Amazon QuickSightを使い倒すべく色々な切り口でその内容について見て行きたいと思います。
19本目となる当エントリでは、Amazon QuickSightにおける『ビジュアルデータの参照Tips』について見て行きたいと思います。
Amazon QuickSightではビジュアルに表示されるデータの詳細を様々な方法で確認する事が出来ます。ビジュアルの軸、または行列にはラベル情報があり、ビジュアル内の任意のグラフィック要素上にマウスオーバーする事で要素に関連付けられた情報が表示されます。幾つかのビジュアルタイプでは、ビジュアルキューを使用して表示される要素にフォーカスし、区別し易くする事が出来ます。
ビジュアルの詳細を確認
Amazon QuickSightでビジュアル要素の詳細情報を確認するには任意の要素上にマウスを当てます。棒グラフでは以下の様な形で情報が表示されます。
散布図の場合はこのような形で行列及び数値に関する情報が表示されます。
ビジュアルデータのスクロール表示
棒グラフや折れ線グラフ、ピボットテーブル等任意の期間や表示列数等が調整可能なものの場合、スクロールバーを使ってその表示範囲を変える事が可能です。例えば日付項目を使ったグラフの場合、初期状態ではこの様にスクロールバーが表示されていました。
表示範囲をスクロールバーを変更して変えてみたのが以下の図となります。バーの両端にあるグレーの部分をつまむ事でサイズを変更する事が出来ます。
任意のビジュアル要素にフォーカスする
棒グラフや散布図、ピボットテーブルなどでは、要素を選択してその要素のみに焦点を当てる(表示を限定する)事が可能です。対象となる要素を選択して[Focus only on〜]を選択する事で、
以下の様に絞り込み表示が行えます。
この操作を解除したい場合はフィルタの操作でフィルタ削除を行うか、メニューバーにある[Undo]で戻る事で対応が可能です。
任意のビジュアル要素を除外する
上記のフォーカスを当てるのとは逆に、指定の要素の表示を除外するという操作も可能となっています。対象となる要素を選択して[Exclude〜]を選択すると、
以下の様にフィルタが連動し、対象要素を省いた形でグラフが表示されるようになります。
まとめ
という訳で『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』19本目、『ビジュアルデータの参照Tips』に関するご紹介でした。明日もお楽しみに!