クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) – 2026年4月号
データ事業本部の鈴木です。
クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) の2026年4月号です。2026年3月分のアップデート情報をお届けできればと思います。
はじめに
Amazon Bedrock では、AgentCore の Policy 一般提供に加え、Runtime でのステートフル MCP や AG-UI・WebRTC、オブザーバビリティ用の CloudWatch メトリクス、新モデル(GLM 5 や MiniMax M2.5)など、エージェント実装と運用に直結するアップデートが目立ちました。
Amazon SageMaker では、 SageMaker Studio から Kiro・Cursor をリモート接続する話に加え、HyperPod のアイドル容量共有や Slurm の継続プロビジョニング、Training Plans の延長、AWS Batch とのクォータ管理・プリエンプションなど、大規模学習まわりの改善が続いています。
Amazon Bedrockのアップデート
AgentCore で Policy が一般提供開始
AgentCore において、エージェントとツール間のやり取りをコードの外側で集中管理する Policy が一般提供されました。自然言語でポリシーを記述し Cedar に変換する流れで、Gateway にアタッチされます。ガバナンスや運用チームがエージェントコードを直接編集せずにルールを当てられる点は、実運用では重要ですね。
東京リージョンでも利用できます。
CloudWatch でファーストトークンのレイテンシと TPM クォータの可視化
ストリーミング API 向けに TimeToFirstToken (リクエストが送信されてから最初のトークンが受信されるまでのレイテンシ)、推論 API 全体で EstimatedTPMQuotaUsage が CloudWatch メトリクスとして利用できるようになりました。
AgentCore Runtime でステートフル MCP・AG-UI・WebRTCをサポート
リソースが分離された専用のマイクロ VM で実行され、複数のインタラクションにわたってセッションコンテキストを維持できるステートフル MCP をサポートしました。
エージェント・ユーザー・インタラクション (AG-UI) プロトコルをサポートし、ユーザー向けアプリケーションに応答性の高いリアルタイムのエージェント体験を提供する AG-UI サーバーをデプロイできるようになりました。
ブラウザ・モバイル向けの低遅延音声エージェントなどを想定してリアルタイム双方向ストリーミングを実現する WebRTC もサポートされました。
AgentCore Browser と Code Interpreter でエンタープライズ向け設定が強化
AgentCore Browser 向けの Chrome Enterprise ポリシーを構成し、AgentCore Browser と Code Interpreter にカスタムルート証明機関 (CA) 証明書を指定できるようになりました。
Bedrock が GLM 5 と Minimax M2.5をサポート
エージェントネイティブの最先端モデルである GLM 5 と Minimax M2.5 をサポートしました。東京リージョンのBedrockからもモデルカタログにありました。
API アップデート
- 2026/03/03 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 14 updated api methods
- 2026/03/06 - Amazon Bedrock - 2 updated api methods
- 2026/03/06 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 3 updated api methods
- 2026/03/10 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 3 updated api methods
- 2026/03/16 - Amazon Bedrock - 3 updated api methods
- 2026/03/16 - Amazon Bedrock AgentCore - 1 new api methods
- 2026/03/17 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 3 updated api methods
- 2026/03/24 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 4 updated api methods
- 2026/03/27 - Amazon Bedrock AgentCore - 1 updated api methods
- 2026/03/27 - Amazon Bedrock AgentCore Control - 4 updated api methods
- 2026/03/30 - Amazon Bedrock AgentCore - 1 updated api methods
Amazon SageMaker AIのアップデート
SageMaker Studio から Kiro と Cursor をリモート接続
Kiro と Cursor からSageMaker Studio に リモート接続する機能が発表されました。
HyperPod のアイドルリソース共有と Slurm の継続プロビジョニングがサポート
アイドル状態になってしまっているアクセラレータ・vCPU・メモリなどのリソースについて、チーム間で動的な共有ができるようになったほか、クラスタのプロビジョニング失敗時により再実行が早くできるような機能が公開されました。
Training Plans の延長と AWS Batch 連携がサポート
予約した GPU 容量(Training Plans)を、1日単位で最大14日、7日単位で最大182日まで延長できるようになりました。ワークロードの再設定なしで継続できます。という内容です。
SageMaker Training ジョブがAWS Batchのキューで管理できる統合機能がサポートされました。
API アップデート
- 2026/03/03 - Amazon SageMaker Service - 14 updated api methods
- 2026/03/05 - Amazon SageMaker Service - 3 updated api methods
- 2026/03/11 - Amazon SageMaker Service - 2 new1 updated api methods
- 2026/03/26 - Amazon SageMaker Service - 9 updated api methods
- 2026/03/30 - Amazon SageMaker Service - 7 updated api methods
Amazon Pollyのアップデート
API アップデート
複数の新ボイス ID が追加されています。 StartSpeechSynthesisStream により、入力テキストをストリーミング配信と出力ストリームの一部として音声受信が可能な双方向ストリーミングが追加されました。出力フォーマットに μ-law と A-law も追加されています。
- 2026/03/11 - Amazon Polly - 5 updated api methods
- 2026/03/19 - Amazon Polly - 1 new api methods
- 2026/03/25 - Amazon Polly - 5 updated api methods
イベント・サービス情報
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最後に
2026年3月に発表された、AWSのAI/ML機能のアップデートについて、ピックアップした情報をご紹介しました。
データアナリティクス通信(機械学習編) - 2026年4月号は以上です。






