“センサ(littleBits)・ネット(Raspberry Pi)・クラウド(HANA)でExperience Prototyping”: 3/29 Developers Day #cmdevio2015
『Developers.IO 2015』開催まであと3週間となりました。社員一同、ワクワクしてます!
今回は3/29(日)のDevelopers Dayで行われるセッション、"センサ(littleBits)・ネット(Raspberry Pi)・クラウド(HANA)でExperience Prototyping"をご紹介します。
スピーカー
本セッションのスピーカーはSAPジャパン株式会社のソリューション統括本部 イノベーションプログラムオフィス カスタマーイノベーションプリンシパルである、舟木 将彦氏です。
SAPジャパン株式会社は、ERPソフトウェア等を提供するドイツのソフトウェア会社SAPの日本法人です。クラウドサービスとして提供しているSAP Business ByDesignや中小企業向けで短期・安価導入可能なSAP Business One、またインメモリープラットフォームSAP HANAなどを提供しています。
なお読みはサップでは無くエスエーピーです。ここ大事です!
セッションについて
セッションタイトルが「センサ(littleBits)・ネット(Raspberry Pi)・クラウド(HANA)でExperience Prototyping」とのことなので、ここで一つずつ、キーワードを読み解いてみましょう。
littleBits
littleBitsは「誰でも簡単に電子工作ができる」ことを目的とした、オープンソースの電子工作ガジェットです。
この紹介動画が非常にわかりやすいので是非ご覧ください。
センサーやLED、モーターなどといった電子部品がモジュール化されており、それぞれのモジュールをマグネット接続で組み合わせることで簡単に電子回路が作れることから、電子版レゴだと例えられることもあります。
周辺モジュールも様々なメーカーとコラボレーションして作られており、例えばKORGとコラボレーションしたシンセサイザーモジュールなどがあります。これは欲しい。
Raspberry Pi
Raspberry PiはARMプロセッサ搭載のシングルボードコンピュータです。
教育用としてスタートしていることから価格が安く炒め、気軽に電子工作にチャレンジでき、先日全世界で累計500万台が販売されていることが発表されました。2015年2月にRaspberry Pi 2がリリースされた事で最近またブームが再燃している感があります。
Raspberry PiについてははじめてのRaspberry Pi 2をご覧ください。
SAP HANA
SAP HANAは大量のデータをメインメモリーでリアルタイムの処理する、インメモリープラットフォームです。
大きな特徴はRDBと比べた時の大幅なパフォーマンス向上で、ほぼ全ての処理をリアルタイムに行うことでバッチ処理などを少なくすることができます。またインメモリデータベースであることからインデックスやレプリケーション、アグリゲーションといった概念が不要となり、結果データ量も削減できます。
Experience Prototyping
さて、エクスペリエンスプロトタイピングです。
ざっくり言うと「これまでに無い新しい体験を、わかりやすいストーリーとして見せる」事を言います。何か新しいサービスやモノを作る時に、実際に触れるもの、体験できる形のプロトタイプを作り、それに触れさせることでプレゼンテーション対象に素早く理解してもらうことを言います。
セッションの内容
上記のキーワードから想定される、セッションの内容は?
littleBits、Raspbery Pi、SAP HANAを組み合わせた可能性をお話し頂けるのでは無いでしょうか。実際、船木氏はすでにご自身のブログでlittleBitsとRaspbery Piを連携した記事を書かれています。littleBitsのセンサーで取得したデータをRaspberry PiからSAP HANAに送り、解析する...まさにIoT、そしてビッグデータじゃないですか!ワクワクします!
それでは
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