[レポート]CoderDojo西新宿に参加してきた
はい、どーも。モバイルアプリサービス部の吉田です。
1月中は研修のため東京は秋葉原の岩本町オフィスに居るのですが、友人から「この週末にCoderDojo西新宿に来ませんか?」とのお誘いをいただいたので、参加してきました。
今回は、そのレポートをお届けします。
CoderDojoとは?
皆さんはCoderDojoって聞いたことありますか?
最近、結構話題になっているので「聞いたことある!」って方も多いと思いますが、CoderDojo(こーだーどーじょー)とは、7〜17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、世界では85カ国・1,600の道場、日本では全国に115以上の道場があります。
自分は普段は岡山に住んでいるので、地元のCoderDojo岡山岡南というところでメンターとして参加させていただいています。CoderDojoでは、プログラミングをする子供たちを「ニンジャ」、これをサポートする人たちを「メンター」、Dojoの主催者を「チャンピオン」と呼んでいます。
因みにCoderDojo岡山岡南のチャンピオンは、現役中学生!という、日本最年少のチャンピオンです。
どんなことをしてるの?
Dojoによっても差があるのですが、ニンジャたちが主に取り組むのはScratchを使ったプログラミングです。
Scratchはいわゆるブロックプログラミングができるツールです。キーボードから各種命令を入力するのではなく、マウスを使ってブロックを組み合わせることで、ゲームなどを作ることができます。まだScratchに慣れていない子であれば本などを教材にチュートリアルを進めてもらったり、慣れている子であれば自分が作りたいものを1時間半から2時間程度の時間で、集中して作業をします。
意外かもしれないですが、小学校低学年くらいでも、こういったものを作りたいという具体的なイメージを持っていて、プログラミングに取り組んでいる子供が多いという印象です。
メンターのみなさんは、子どもたちが困ったときに、その解決のサポートをします。ときには大人でも難しいロジックに直面することもあるので、そういったときは一緒にScratchの画面を見ながら、ペアプログラミングしていくこともあります。
プログラミングの時間が終われば、みんなで発表会をします。
発表会では主に
- 作ったプログラムの解説
- 難しかったところ
- 次にチャレンジしたいこと
- 他のニンジャたちからのQ&A
などなどを一人づつ5分程度で発表していきます。プログラミングだけでなく、自分がやったことをまとめつつ、人前で話すという経験ができるのも、CoderDojoの特徴だと思います。
まとめ
CoderDojo西新宿ではScratchをやっていましたが、他にもraspberry piを使ったプログラミングや、Mine CraftのMOD導入やハック、LEGO MIND STORMを使ったロボットプログラミングなど、Dojoによってはいろいろなことをやっています。
CoderDojo Japanのサイトには全国のDojoの一覧がありますので、これを参考にお近くのDojoを探してみるのも、いいかもしれないですね。