CodeStarで簡単なCI/CD環境を検証してみた

CodeStarで簡単なCI/CD環境を検証してみた

Clock Icon2022.07.07

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Prismatixオペレーションチーム の高橋隆太です。

普段あまり利用しないCode系のサービスですが、今回は「CodeStar」で環境を作成してみたいと思います。 まずその前に他の「CodeCommit」や「CodeBuild」でCI/CD環境を作成しようと思ったのですが、CodeStarを利用すると、 CI/CD環境の構築とさらに開発環境までセットでついてきます。今回の環境はテンプレートでPythonとAWS Lambdaを利用します。

やってみた

まずは環境構築

①最初にCodeStarのサービスを選択し下記から「プロジェクトの作成」を選択します。

②今回は記述した通りPythonとAWS Lambdaを選択して「Next」ボタンを押下します。

③リポジトリをGithubにできるようですが、今回はCodeCommitを選択し「Next」ボタンを押下して、 プロジェクトを作成します。

④待ちます!結構長いです

 

できた環境を見てみる

初期画面

いろいろなサービスが利用されていることがわかります。。。。

実際にコードを変更してCI/CDパイプラインを確認する。

①自動で作成された API GatewayからアクセスしてAPIを確認してみる。 簡単にAPI呼び出しを確認できて楽ですね。

 

②CodeCommit画面からブランチを作成してPRを作成してマージする

 

 

 

 

③CodePipelineを見る

 

失敗しましたね。。。

jsonにカンマを入れ忘れたのでBuildに失敗したようです。。。

ソースのエラーの自動テストも入っているので助かります・・・

再度PRを作成してマージ

CodePipelineが成功しました!

 

⑤画面にアクセスして確認する。 追加したjsonが反映されていますね!

まとめ

今回手を動かして確認したCodeStarですが、使った感覚としては以下のようなメリットを感じました。

  • 簡単にCI/CD環境を構築できるため、最初に利用したいテンプレートを選択するだけで簡単にCI/CDパイプラインを作成し、そのまま開発に入ることができます。 CI/CD環境はAWSではCodeシリーズを苦労して準備する必要がありますが、このサービスを利用すればそれが不要になります。 またCodeStarで作成されたCodeシリーズでCI/CDパイプラインの設定を参考に自力でCodeシリーズでCI/CDパイプラインを構築するとより学習できると思いました。
  • テンプレートがとにかく豊富で私がほぼ利用したことがないLambdaとGolang環境を一瞬で作成することができ、開発環境を一瞬で準備できるので、IT初学者にもかなり優しいサービスに感じました。テンプレートには他に「AWS Elastic Beanstalk」と「Java Spring」の組み合わせや「EC2」と「PHP(Laravel)」などのさまざまな組み合わせがあります。

ということで一度利用して各テンプレートの環境の学習や、DevOpsの構成の学習などをしたい方は一度 利用してみてはいかがでしょうか?

以上 Prismatixオペレーションチーム の高橋隆太でした!

アノテーション株式会社について

アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.