【アップデート】Compute Optimizer が Aurora のライトサイジング推奨事項をサポートしました
以下アップデートを紹介します。
Compute Optimizer が Amazon Aurora (MySQL, PostgreSQL) の ライトサイジングについての推奨事項を提案してくれるようになりました!
前提
Compute Optimizer とは
Compute Optimizer はコンピューティングリソースについて 「適切なインスタンスタイプやストレージ」を提案してくれるサービスです。 サービスの詳細については以下ブログを参照ください。
Compute Optimizer の RDS推奨事項 (今まで)
今までは RDD DBインスタンスの RDS MySQL と RDS PostgreSQL について、 推奨事項を提案してくれていました。 (※ これは 2024/06のアップデート で実装されています)
具体的には 「インスタンスタイプの推奨事項」および「ストレージの推奨事項」を提供してくれます。 Performance Insights を有効化していると、より良い洞察を得られます。
今回のアップデート
Compute Optimizer が Amazon Aurora に対応しました!
Aurora MySQL互換エンジン もしくは Aurora PostgreSQL互換エンジンを 実行しているDBインスタンスの推奨事項を提案してくれます。
確認してみる
さっそく Compute Optimizer のコンソールを確認してみます(UIが最近風になっていますね)。
以下のように Aurora エンジンの推奨項目が表示されていました。
1つの推奨事項ページを見てみます。 以下のように推奨の インスタンスタイプが提案されていますね。
ちなみに今までの RDS MySQL および RDS PostgreSQL ではストレージの推奨事項がありましたが、現時点では Aurora にはストレージ推奨事項は無いようです。
RDS MySQL のストレージ推奨事項 (現時点ではAuroraには無し)
おわりに
以上、Compute Optimizer のアップデート紹介でした。
RDS推奨事項のカバー範囲が広がったのは嬉しいですね。
Compute Optimizer は一部有料機能があるものの、 基本的には無料で始められます。 Aurora 含むワークロードを運用されている 環境ではぜひとも有効化して、内容を確認したいですね。
また、Performance Insights を有効化していると より良い推奨事項を得られます。 こちらも無料利用枠があるので漏れなく有効化しておきたいです。
参考