[プレビュー] Amazon Quick で自然言語からノーコードのカスタムアプリケーションを作成できるようになりました

[プレビュー] Amazon Quick で自然言語からノーコードのカスタムアプリケーションを作成できるようになりました

2026.04.30

いわさです。

Amazon Quick を使ってダッシュボードを使ったデータ分析を行ったり、最近ではデータやスペースをコンテキストにして AI エージェントとのチャットを行ったり出来るようになっています。
さらに、先日のアップデートで、Amazon Quick から自然言語でカスタムアプリケーションを作成できるようになりました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/04/custom-applications/

アプリケーションの概念は初登場ですね。フローみたいなものはあったのですが。
この機能を使うとコーディング不要で、作りたいアプリケーションを自然言語で説明するだけで、インタラクティブなアプリケーションが生成されるようです。ノーコード系か。

今回こちらを確認してみたので紹介します。

使ってみる

では早速確認してみましょう。
左側のナビゲーションメニューに「ページ」という項目が「Preview」バッジ付きで表示されており、ここからアクセスします。

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なお、本日時点ではこの機能はまだ東京リージョンでは利用できないみたいなので、今回はバージニア北部リージョンで検証しました。

ちなみについ先日に Amazon Quick の Free / Plus プランが登場しましたがFree プランのアカウントでもアプリケーション機能を利用できました。

https://dev.classmethod.jp/articles/amazon-quick-free-plus/

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アプリケーションを作成してみる

ページを開くとカスタムアプリケーションの一覧が表示されます。
チャット入力欄みたいなものがあるのでここで作りたいアプリケーションの内容を自然言語で入力することで作れるみたいです。

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今回は日本語で「シンプルなToDoリストアプリを作ってください。タスクの追加・完了チェック・削除ができるものです。」と入力してみました。
プロンプトを送信するとアプリケーションアシスタントが自動的にアプリケーションの生成を開始します。

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しばらく待つと、ToDo リストアプリが完成しました。
日本語のプロンプトでもちゃんと日本語の UI でアプリケーションが生成されるんですね。

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アプリケーションアシスタントからは「Persist tasks with App Storage」「Add task filtering」「Drag-and-drop reordering」といった追加機能の提案も表示されています。
提案をクリックするか、チャット欄から自然言語で追加の要件を伝えてアプリケーションを改善していけるようです。
フィードバックしながら何度が修正を繰り返していくような使い方をするみたいです。

公開して使ってみる

「公開」ボタンを押すとアプリケーションが公開されます。
ここでいう「公開」というのはパブリック公開されるわけではなく、アプリケーションをドラフト状態からリリース状態に変更するようなイメージです。

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ドラフト版でも公開後でもアプリケーションでタスクを追加してみたところ、問題なく動作しました。

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完了チェックや削除も期待どおりに動きます。

自然言語でアプリケーションを改善する

ただし、追加・編集したタスクは保存されないようで、アプリケーションにアクセスしなおすとまたタスク追加から行う必要がありました。
この部分を直したいですね。アプリケーション一覧の「編集」ボタンから編集モードに戻り、アプリケーションアシスタントに変更を依頼できます。

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まずはデータ保存できるように依頼してみました。

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構築後、バージョンが新しくなりましたね。このバージョン2を使うとアプリケーション上のタスクがプライベートデータとして保存されるようになりました。

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このストレージはユーザー用の専用ストレージで、他のユーザーとは共有されないみたいです。
一方で別のストレージもありまして、アプリケーションを利用する複数ユーザーと共有するデータストレージ「Shared App Storage」も使うことができます。

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アプリケーション変更後、ToDo リストの操作を行ってみるとアクセス許可を追加するダイアログが表示されました。初回は表示されるみたいですね。
Private App Storage だと表示されなかったのですが、Shared App Storage だと表示されるみたいですね。

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その後統合メニューから確認してみると todos テーブルが追加されていました。

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アプリケーションの共有

このカスタムアプリケーションは Amazon Quick ユーザーが、Quick コンソール上で使うための業務アプリケーション的な位置づけみたいです。
作成したアプリケーションは組織内の Quick ユーザー間で共有することもできます。ダッシュボードやスペースと同じですね。

「共有」ボタンからユーザーを検索してアプリケーションを共有できます。

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「全員と共有」トグルをオンにすると、このアカウントのすべてのユーザーがアプリケーションを使用できるようになります。
「リンクをコピーする」から URL を取得して直接共有することも可能みたいです。

ただ、私が試した感じだとなんか共有の追加や全員への公開が出来ませんでした。なぜだろうプレビューだからだろうか。

AWS App Studio との関係が気になる

なんか同じようなコンセプトのサービスが前にあったような気もしたのですよね。生成 AI を使ったノーコードアプリケーション。
AWS App Studio ってみなさん覚えてますかね。以前、こちらの記事で紹介しています。

https://dev.classmethod.jp/articles/aws-app-studio-preview/

確認してみたところ、本日時点で App Studio もまだ利用可能な状態でした。

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役割としては完全に被っているような気もしており、Amazon Quick のほうがワークスペースの用意やユーザー管理周りが既に利用実績も多いので使い勝手が良いように個人的には思います。
今後の棲み分けがどうなっていくのかは気になるところです。

さいごに

本日は Amazon Quick に自然言語でカスタムアプリケーションを作成できる機能がプレビューとして追加されたので確認してみました。

東京リージョンではまだ利用できなかったですが、日本語のプロンプトでも日本語 UI のアプリケーションがちゃんと生成されたのは良かったです。
生成後にアプリケーションアシスタントが追加機能を提案してくれたり、チャットで追加の要件を伝えて改善できたりと、対話的にアプリケーションを育てていける仕組みになっているのは面白いですね。
細かい調整は AI 任せじゃなくて手動で変更したいこともありそうですが、そういった編集はできないみたいでした。
共有テーブルへの切り替えを依頼したら、次の提案がチーム利用を前提としたものに変わったのも、コンテキストを理解して提案してくれている感じがあって良いなと思いました。

ちなみに今回は共有ストレージにデータを保存するようにしてみましたが、このデータはアプリケーション以外から参照はできないみたいです。
これを使ってデータセットとかで利用できたらおもしろいなと思ったのですが。
一方で、今回試してないですけどアプリケーションとコネクターが連携できますので、外部データソースを操作させるようなアプリケーションにできればダッシュボードやスペースなどでも利用できるかもしれません。

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