Degu単体でLチカしてみた

弊社ではIoTセンサとしてDeguを採用しています。 本来ならAWSに接続して活用できるものなのですが、簡単なプログラムを作成してどんな感じに動作するかを確認したいと思います。Grove LEDモジュールを使ってLチカをやってみました。
2019.07.29

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こんにちはCX事業本部のさかじです。 弊社ではIoTセンサとしてDeguを採用しています。
プレスリリース クラスメソッド 、AWSを活用したIoT開発支援においてIoTセンサー技術「Degu」を採用
本来ならAWSに接続して活用できるものなのですが、簡単なプログラムを作成してどんな感じに動作するかを確認したいと思います。Grove LEDモジュールを使ってLチカをやってみました。
(ハードウェアを手に入れたらまずはLチカしたくなるというのは内緒w)

Deguとは?

Deguは、メッシュネットワーク対応のIoTセンサーの設計に必要となる回路図や部品表の他、OSをはじめとした基本ソフトウェアやドキュメントなどの開発情報をGitHub上で公開するオープンソースプロジェクトです。Deguセンサーでは、200種類以上のセンサーやアクチュエータを展開するGroveモジュール(Seeed株式会社が推進)の中から目的に合ったものを選択して試すことができます。また、Deguセンサー上で前処理済みのデータをAWSにアップロードすることで、AWS上の機械学習や深層学習(ディープラーニング)などさまざまなサービスでセンシングデータをすぐに活用でき、IoTシステム全体の効率的な運用が期待できます。

Deguの詳細情報 https://open-degu.com/

環境

  • MacBook Pro(macOS Mojave 10.14.6)
  • micro USB-Bメス ケーブル(使用するPC/Macに合わせてご用意ください)
  • Degu
  • Grove LEDモジュール

準備

  • DeguのDIO1へGrove LEDモジュールを接続します
    参考図面



* Grove LEDモジュールのLEDはP1.08に接続されています * main.pyとしてプログラムを作成します

プログラム

main.py

from machine import Pin
import machine
import micropython
import time


led = Pin(('GPIO_1', 8), Pin.OUT)
led.on()

while True:
  if led.value() == 1:
    led.off()
  else:
    led.on()
  time.sleep(1)
  • DeguをUSBケーブルを使ってPCに接続します
  • DeguがUSBメモリとしてマウントされましたら、先ほど作成した"main.py"をコピーします
  • Dgeuをアンマウント(Windows PCなら取り外し)します
  • PCとDeguを繋いでいるUSBケーブルを抜き差しします
  • 数秒経つとLEDが点滅開始します
    点滅しない場合にはGrove LEDモジュールの接続場所などを確認してください

参考サイト

http://docs.micropython.org/en/v1.9.3/wipy/library/machine.Pin.html
https://github.com/open-degu/degu-micropython-samples/tree/master/grove/LED_Socket_Kit

最後に

駆け足でしたがDeguでLチカできる方法をご紹介しました。DeguはGroveセンサ類のライブラリがたくさん用意されています。ちょっとしたデバッグにLEDを使用する場合に参考にしていただければ幸いです。