
【非エンジニアのためのClaude/Claude Codeシリーズ】 Claudeを紹介するデモをClaudeに作らせてみた
はじめに
こんにちは。名古屋オフィスで営業をしてます。さばです。
今日は、ここ数カ月よくあるClaudeの提案に、私が営業としてClaudeをどう活用しているのか簡単に紹介します。
みなさんの営業活動の参考なれば幸いです。
さて、Claudeのお問い合わせをいただき、商談をする際、実は「Claudeってなに?」、「なにができるの?」と言われることは実は珍しくないです。
実際にClaudeを使用したことがない人に対し、Claudeでできることを「資料を見せて説明する」だけだと、正直なかなか刺さりません。。。
Claudeがどのように動くのは触ってもらうのが一番ですが、それに次ぐ方法がデモだと自分は思っています。
デモを自作できれば初回反応が変わるはず、と思ったのが今回のデモ作成のきっかけです。
今回は営業でも簡単に作れる「デモの作り方」を紹介します。
ただ、ブログでは、一番お見せたい部分(エージェント機能)はお見せできません。
プロンプトや成果物をご案内しつつ、少しでもイメージが伝わると幸いです。
今回のデモの前提
製造業のお客さんに向けた提案を想定して、以下のシナリオを設定しました。
■デモのシナリオ■
- 中堅食品メーカーの情シス。
- 工場から上がる保全記録は現場ごとにフォーマットが違うPDF。
- CMMS(保全管理システム)導入検討の前段で「まず実態を把握したい」。
製造業のお客さんにとって、設備保全は関心が高いテーマの1つと思います。
提案先に刺さりやすいシナリオを選ぶのも、デモ作りのポイントだと思います。
余談ですが、この想定シナリオもClaudeの案です(「仕込み」まで作ってくれます)
■Claudeが作成したサンプルPDF(5点・各1〜3ページ)
- 01_設備台帳.pdf — 20設備、フォーマット整った表
- 02_月次点検記録_2026年05-07月.pdf — 現場3ラインで様式バラバラ、記入欠損あり
- 03_故障報告書.pdf — 5件、自由記述の手書き風
- 04_メーカー保守契約一覧.pdf — 失効済みが混在
- 05_保全費実績.pdf — 予算/実績の月次推移
やったこと① ― プロンプト1本でPDFから設備保全の実態を整理
設備保全のPDFファイルをClaudeに渡し、以下のプロンプトを入れてみました。
添付は当社工場の設備保全に関する記録です。フォーマットは現場ごとにバラバラです。
CMMS(保全管理システム)導入の検討材料として、実態を棚卸ししてください。
- 設備単位で点検・故障・契約・コストを突き合わせて整理
- 記録の欠損・矛盾・リスクが高い設備を自分で見つけて指摘
- 結果は構造化データ(Excel)と、経営報告に使えるHTMLダッシュボードの両方で
- 最後に、情報システム部として次に着手すべきことを優先度付きで提案
進め方は任せます。
でてきたアウトプットはこちら
※デモではスライドやPDFにはせずに、htmlでお見せしています。
今回はブログ掲載の都合上、スライド化しました。(ちょっと違和感あると思いますがご容赦を)
やったこと② ― CMMS導入検討に向けた要件の見える化
設備保全のPDFファイルをClaudeに渡し、以下のプロンプトを入れてみました。
この分析を毎月自動で回すには、現場から何をどの形式で集める必要がありますか。
データ収集の標準フォーマット案と、システム化要件をまとめてください。
でてきたアウトプットはこちら
※こちらも今回はPDFにしています
営業としてのポイント
営業でもここまでできます
今回の作業で私がやったことは「PDFを渡す」「指示を出す」「OKを出す」の3つだけです。
プログラミングの知識はゼロでも、デモとして十分に見せられるクオリティのアウトプットができたかなと思います。
お客さんの前で「自分ごと」にしてもらえる
カタログや機能紹介だけだと「ふーん、すごいね」で終わりがちですが、お客さんの業務に近いシナリオでデモを見せると「うちでもこれ使えるんじゃない?」という反応に変わります。
お客様のリアクション
AIやAIエージェントに馴染みのない方や詳しくない方であれば、
アウトプットに非常に驚いていただけます。
デモなしの時と比べて商談で、「これもできる?」、「こんなことはどう?」などの質問数がかなり増えました。
ちなみに、よく「クラスメソッドの営業さんだからできるだけでしょ?」と言われますが、
まったくそんなことはないと思います。
(お客様によってはかなりいいリアクションをいただくこともありますので、めっちゃやりがいがあります)
まとめ
Claudeを使えば、営業担当の自分でも簡単にデモを作れます。
想定シナリオやそのデモに必要な仮のデータもClaudeで作成可能です。
ちなみに自分は30分くらいでデモを作っている感じです。
デモを自分で作れるようになると、提案の幅が大きく広がると思います。
お客さんに合わせたシナリオを自分で用意できるということは、商談におけるお客さまの商品理解の解像度が上がり、営業にとって大きな武器になります。
言葉や資料のみで伝えにくい商品の紹介には特に向いていると思います。
ぜひ、明日の商談からデモを作り、やってみませんか?
以上、さばでした。







