
Claudeに聞いてみた 製造業の調達職能でのAIの積極的活用の促進 【実務活用編】
こんにちは。製造ビジネステクノロジー部の細見です。
今回は、製造業の調達の現場で、AIを積極的に活用するための具体的な事例を考えました。
「原材料の市場動向を把握し、分析資料を作成する」というテーマでClaudeを使ってみました。
サプライヤー(仕入先)との価格交渉の前に、原材料の市場動向を把握
直近では、人件費や燃料費、電気代の高騰、為替影響など、サプライヤー(仕入先)から数多くの値上げ要請が入っていると思います。
サプライヤー(仕入先)からの値上げ要請を受けざるを得ない場合であっても、社内関連部門への理由詳細の説明や上司への報告が必要となるため、調達職能の立場としては、値上げに至る根拠、を必ず把握しておく必要があります。サプライヤー(仕入先)から明確な資料(エビデンス)が提示された上での要請ならまだよいのですが、資料が脆弱(根拠・理由が不明確)な場合が多々あります。
そこでClaudeに聞いてみた
「電気電子部品に使われている材料で、最も市況の影響を受ける材料を具体的に5点あげてください。」
【Claudeの答え】

更に質問
「今回のイラン情勢が電子部品材料の市況に与える影響を教えてください。」
【Claudeの答え】


具体的な材料名と影響度合い、またそのデータの根拠(引用元リンク)を挙げてくれました。
更に資料作成を指示
「これらを整理してプレゼンテーション資料にまとめてください。価格影響があるものは、昨年と比較したグラフを作ってください。」
【Claudeの答え】
わずか10分程度で、このように立派なプレゼン資料(全9ページ)ができあがりました。
特に具体的な内容については指示しませんでしたが、下記ポイントでまとめてくれました。
・全体の概要
・影響を受ける主要材料
・それぞれの材料に関して、昨年と比較してどのような状態か(グラフ付きで解説)
・まとめ

このように、AIツールを使って、事前の情報収集をしておくことで、サプライヤーとの価格交渉のネタ(材料)となり、相手のペースではなく、自分のペースで協議を進めることができます。サプライヤーからの値上げのエビデンス提示に対して、疑問点を指摘したり、不備な点に気付くための助け、となります。
また、純粋に、市況の概況調査にかかる時間や資料作成の時間、そのものを削減することができます。
削減できた時間は、付加価値の高い仕事に活用しましょう。
社内でAIツールを導入するにも色々心配な点が多い、とお悩みの場合は、下記をご参照ください。
以上、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。








