[レポート] DEV323 Elastic Beanstalkを使いコードからアプリケーションを稼働
はじめに
本記事はAWS re:Invent 2018のセッション「DEV323 PaaS – From Code to Running Application using AWS Elastic Beanstalk」 のレポートです。
セッション概要
Come learn how Elastic Beanstalk can help you go from code to running application in a matter of minutes, without the need to provision or manage any of the underlying Amazon Web Services (AWS) resources. Hear how Qualcomm is able to migrate application to AWS faster than before through Forge, an internally built application platform that leverages Elastic Beanstalk to simplify the development and deployment of applications to AWS with security and organizational best practices out of the box.
スピーカーは以下のお二人。
- Bob O'Dell - Principal Product Manager, AWS
- Aaron Bauer - Staff IT Engineer, Qualcomm
レポート
一般的なシナリオ:
Web App開発において顧客ニーズと競合圧力に対応するために必須なこと
- やる、そして繰り返す
- 可能な限り低コストで
- ダウンタイムと顧客へのインパクトを見積もる
- コンプライアンスの遵守
- すべてを維持し稼働させる
課題
- ビジネス価値が無いことに多くの時間が費やされる。
- 開発者は多種多様なアプリケーションの統合を余儀なくされる
ここから Elastic Beanstalkの話になる。
AWSはWeb Applicationを動かすためのサービスが豊富。
その分サービスの選択、構成方法、管理を勉強しなければならない。
Elastic Beanstalkを使えば簡単にWeb Applicationを動かすことが出来る。
Elastic Beanstalkの機能
- インフラのプロビジョニングと構成
- Deployment
- Load Balancing
- Auto Scaling
- ヘルスモニタリング
- 分析とデバッグ
- ロギング
Elastic Beanstalkのデモが入る。
Elastic Beanstalkの特徴
- アプリケーションと環境
- アプリケーションを複数環境で稼働
- 環境にはコードがデプロイ済み
- 開発ステージに合わせたデプロイタイプと構成
- 2つのモードをサポート:Single instance, High availavility
- Amason SNSを通じて通知を送れる
- アプリケーションバージョン
- アプリケーションはバージョンを持つ
- バージョンはS3に保管
- コミットされたコードの変更を取り消すことなく、以前のバージョンに簡単にロールバック
- 環境間をまたいでアプリケーションをプロモート
- ヘルスモニタリング
- リアルタイムヘルスモニタリング ~ ロードバランサーチェック、リソースメトリクス、サーバーログ
- AWS X-Rayを有効にしてさらなる解析とデバッグ
- セキュリティとコンプライアンス
- IAM Instance profilesとサービスロール
- CloudTrailとConfig
AWS developer toolsを使用して強固でシンプルなCI/CDを実現。
サマリで締め。
- Elastic BeanstalkはWeb Applicationを稼働させる簡単な方法
- バックグラウンドで動作するリソースに関してのプロビジョニング、構成、管理を勉強しなくてよい
- ビジネス価値を高めるために使う時間を増やす手助けをする
さいごに
改めてElastic Beanstalkの良さがわかるセッションでした。
セッションを聞きにきている多くの方がElastic Beanstalkをすでに使っているようで
サービス自体の人気の高さがうかがえます。