「リモートワーク時代のコミュニケーションデザイン : コーチングに学ぶ1on1の基礎」という話をしました #devio2021

2021.10.06

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prismatix事業部の塩谷 (@kwappa) です。

クラスメソッドの毎年恒例イベント、今年は「DevelopersIO 2021 Decade」というタイトルで絶賛開催中です。

その初日である10/5に、ライブセッションの枠をもらって登壇しました。「リモートワーク時代のコミュニケーションデザイン : コーチングに学ぶ1on1の基礎」という長いタイトルをつけています。

スライド

動画

お話した内容

クラスメソッドでは今年、社内研修としてコーチングについて学ぶ「Builder's Boot Camp」というプログラムを実施しました。そこで学んだ多くのことから、1on1の場で活用できる対話の技術やメソッドをピックアップして紹介しています。

参考書籍

セッション中ではコーチングそのものの詳細については触れていません。この書籍が入り口としてはわかりやすくまとまっていますので、興味を持った方はぜひご一読ください。ぼくも手元に置いてときどき読み返しています。

1on1の大変さと重要性

セッションの中でもお話しした内容ですが、コーチングの機会を通じて普段の1on1不足を痛感した、というのがこの登壇のきっかけです。研修プログラムでは5人のメンバーをアサインされ、30分のコーチングセッションを2週間に1度、各10回実施しました。ぼくが担当した5人のうち3人は同じ部署で普段一緒に仕事しているメンバーだったのですが、セッションのときにどうしても業務そのものの話に傾いてしまいがちでした。つまり業務の話を1on1でしている機会が圧倒的に足りてない、ということですよね。

なので、プログラムの終了後もチームメンバーとの1on1を実施するようにしました。はっきり「コーチング」という位置づけにはしていないのですが、メンバーそれぞれの情報を収集し、仕事を前に進めるための障害を取り除いていくために、コーチングで学んだ技術は役立っているように思います。

コミュニケーション、足りてないよね

コロナ禍のリモートワークで、コミュニケーションの不足を痛感する日々です。それを補うには1on1をはじめいろんな取り組みを根気よく続けていくしかないな、という覚悟をしつつ、引き続きがんばろうと思います。