[レポート] Alexaスキルでのマネタイズ #AlexaDevSumi
2018年12月14,15日に開催されたAlexa Dev Summit 2018のセッション、「Alexaスキルでのマネタイズ」のレポートです。
はじめに
本ブログは、2018年12月14,15日に開催されたAlexa Dev Summit 2018のセッション、
「Alexaスキルでのマネタイズ」のレポートです。
概要
スキルでのマネタイズについて考え始めましょう。グローバルでのマネタイズの状況を共有し、日本でも利用可能なAmazon Payを使ったスキルの開発方法を紹介します。
レポート
- アマゾンジャパン合同会社 アレクサビジネス本部 シニアソリューションアーキテクト 小林剛士さん
- よく使うスキル:JR東日本、Yahoo天気・災害、バス案内
- アマゾンジャパン合同会社 Amazon Pay事業本部 プログラムマネージャー 中村はるかさん
- よく使うスキル:Yahoo天気・災害、日本赤十字社、Amazonian News
- Alexaの日本でのタイムライン
- Alexaローンチ
- Echo Spot発売、マルチモーダル
- APLを公開
- スキル向けAmazon Payがリリース
- マネタイズの種類
- physical: Amazon Pay
- digital: スキル内課金
- Amazon Payとは
- 「コネクテッド・コマース」の世界
- Amazon BooksやAmazon Goのように、Amazonのより良いショッピング体験を実店舗にも広げていく
- Alexaスキル向けAmazon Pay
- 開発を始めるには
- Setup API: 支払いをするための準備をするAPI
- Charge API: 実際に決済を行うためのAPI
- Amazon Payのセラーセントラル(販売事業者向け)にインテグレーションガイドが公開されてる
- Alexaを使った寄付の事例(日本赤十字社スキル)
- ECサイトと連携する事例(メガネスーパースキル)
- スキル内課金
- スキル内課金の上限
- サブスクリプション・買い切り型: $0.99 〜 $99.99
- 消費型: $0.99 〜 $9.99
- 設定価格の売上の70%が開発者のもとに入る。
- プライム会員かどうかで価格が変わったりするので、価格をスキルで発話させるのはNG。Alexa側に任せる。
- スキル内課金アイテムの購入デモ
- スキル内課金のベストプラクティス
- 日本でのスキル内課金開始に備え、今からできること
- 頻繁に使われるスキルを作る
- AWSのコストを抑える
- プロモーションクレジットを使う
- マネタイズの戦略を考える
おわりに
内容がマネタイズということもあり、来場者の関心も高く大盛況のセッションでした!
個人開発者としても、スキルのマネタイズを考える上で非常に勉強になる内容でした。
「スキルのマネタイズ」が進むことで、これから本格的に企業や個人のスキル開発が加速するのではないでしょうか。
なお、弊社ではAlexaの開発・導入支援も行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです!