[アップデート] Amazon ECS に新メトリクス LiveTaskCount が追加され RunningTaskCount が無料になりました

[アップデート] Amazon ECS に新メトリクス LiveTaskCount が追加され RunningTaskCount が無料になりました

LiveTaskCount と RunningTaskCount を使い分けよう。
2026.10.15

いわさです。

先日、Amazon ECS のタスク数を監視するメトリクスがアップデートされました。
新しいサービスメトリクス LiveTaskCount が追加され、あわせて既存の RunningTaskCount(Container Insights)が追加料金なしになりました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/10/ecs-service-metrics/

RunningTaskCount は、公式ドキュメントでも実行中のタスク数を見るメトリクスとして紹介されています。
アラームを設定して、実行中のタスク数が指定値を下回ったら通知する、という使い方が例として挙げられています。

You can use CloudWatch metrics to view the number of tasks in your services that are in the RUNNING state. For example, you can set a CloudWatch alarm for this metric to alert you if the number of running tasks in your service falls below a specified value.

https://docs.aws.amazon.com/AmazonECS/latest/developerguide/service_utilization.html

ただ RunningTaskCount は、スケールインで切り離し中になったタスクは数えませんが、今回追加された LiveTaskCount は、切り離し中のタスクも含めて実際に動いているタスクを数えてくれるようです。

今回こちらを確認してみたので紹介します。

新しいメトリクスを実際に確認してみる

タスクを起動した後、CloudWatch コンソールからメトリクスを確認してみましょう。
ちなみに、未だにクラシックメトリクスから離れられないんですけど、私だけですかね。

確認してみると、2つのメトリクスがそれぞれ別の名前空間で確認することが出来ました。
LiveTaskCount は AWS/ECS(無料のサービスメトリクス側)に出ています。

LiveTaskCount が AWS/ECS 名前空間に出ている様子

このメトリクスは、起動処理中(ACTIVATING)・稼働中(RUNNING)・停止処理中(DEACTIVATING)のタスクをまとめて数えてくれるそうです。
なので、スケールインでロードバランサーから切り離されている最中のタスクも、まだ動いているので数に含まれます。
また、Container Insights を有効にしなくても使うことが出来て、CPU・メモリ使用率と同じ名前空間に並んでますね。

一方で既存の RunningTaskCount は ECS/ContainerInsights で確認することができます。
こちらは Container Insights を有効にしたクラスターで使えるメトリクスです。

で、クラスターのタスク数を2にしてから、サービスを1に減らして、それぞれのメトリクスでどういう挙動の違いが出るのか観察してみましょう。

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タスク切り離しが発生している間、LiveTaskCount は 2 のまま、RunningTaskCount は 1 に下がっています。
最終的には同じ数に収まる感じですが、その過程で切り離し中タスクを含むかどうかで差がでていますね。

それだけの違いではあるのですが、完全に切り離されてからスケールアウト/インの処理をさせたいとか細かい調整をしたいとき、この2つのメトリクスを使い分けると良さそうなのかな。

RunningTaskCount が無料になった

ちなみに今回のアップデートにあわせRunningTaskCountが無料になるようです。

Container Insights で使えるメトリクスは、CloudWatch のカスタムメトリクスとして課金されるので追加料金が発生します。
で、RunningTaskCount も Container Insights 側のメトリクスなので、これまでは課金対象でした。

アナウンスによると 2026 年 10 月 1 日から、サービスやクラスターの数にかかわらず RunningTaskCount は課金されなくなりました。

Beginning October 1, 2026, you aren't billed for the RunningTaskCount metric in CloudWatch Container Insights, regardless of the number of Amazon ECS services or clusters in your account. Other metrics collected by CloudWatch Container Insights are charged as custom metrics.

https://docs.aws.amazon.com/AmazonECS/latest/developerguide/service_utilization.html

どうやら無料になるのは RunningTaskCount だけで、Container Insights が発行する他のカスタムメトリクス(CPU・メモリ・ストレージなど)は、引き続き料金がかかるみたいです。

さいごに

本日は ECS に新しいタスク数メトリクス LiveTaskCount が追加され、RunningTaskCount が無料になったので確認してみました。

LiveTaskCount は切り離し中のタスクも数えるので、スケールイン時に RunningTaskCount と値がずれることを実機で確認できました。
切り離し中もタスク数に含んで処理したい場合は新しい LiveTaskCount の方が実態に近い数で監視できそうですね。

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