[アップデート] Amazon Elastic Beanstalk で AI を使ったトラブルシューティングを行える「AI分析」機能が追加されました

[アップデート] Amazon Elastic Beanstalk で AI を使ったトラブルシューティングを行える「AI分析」機能が追加されました

2026.03.08

いわさです。

先日以下のアナウンスがありまして、Elastic Beanstalk コンソールに新しい機能が追加されました。AI を使った環境のトラブルシューティングが実施できるようです。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/03/elastic-beanstalk-ai-analysis/

今回こちらを触ってみたので、どんな感じで使えるのかを紹介します。

AI 分析を実行してみる

まず適当なサンプルアプリケーションをデプロイします。
以下の公式ドキュメントに記述されていますが、2026年2月16日以降にリリースされたAmazon Linux 2およびAL2023ベースのプラットフォームバージョンでのみ今回の機能は利用ができます。

https://docs.aws.amazon.com/elasticbeanstalk/latest/dg/health-ai-analysis.html

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環境の作成後、「ログ」タブを確認してみると次のように「AI分析」ボタンが追加されていることが確認できます。

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こちらを押してみましょう。分析中のダイアログが表示されます。

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数秒後、エラーになりました。
イベントタブを見てみなさい、とのことなので確認してみましょう。

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イベントタブの内容を見てみると、bedrock:InvokeModelに失敗していることが確認できます。

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前述のドキュメントに記載されているのですが、本機能は Elastic Beanstalk が Amazon Bedrock のモデルを呼び出して分析を実行します。
その兼ね合いで次のアクションをデフォルトから追加で EC2 インスタンスプロファイルに追加する必要があります。

  • bedrock:InvokeModel
  • bedrock:ListFoundationModels
  • elasticbeanstalk:DescribeEvents
  • elasticbeanstalk:DescribeEnvironmentHealth

設定メニューや EC2 インスタンスコンソールからインスタンスプロファイルを特定し、対象 IAM ロールに権限を追加しましょう。

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権限追加後に再度先ほどの操作を行ってみると、今度はエラーが出ずにAI分析を実行することが出来ました。今の時点では環境に問題が発生していないので特に問題がないという分析結果が表示されていますね。

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エラーがあるとき

環境のヘルスステータスに問題がある時、次のようにヘルス近くにも「AI分析」ボタンが表示されます。ドキュメントによるとWarningDegradedSevereのステータスの時に表示されるそうです。

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問題があるときの AI 分析結果は次のような感じになっています。AI が分析した結果がダイアログ上に全部出力される感じですね。言語の指定はできないようで、マネジメントコンソールは日本語だったのですが分析結果は英語でした。

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CloudTrail イベントから InvokeModel を確認

この機能は Amazon Bedrock が使われていることを認識しましょう。
料金は Bedrock の料金が発生する形になりますし、環境イベントやログなどが実行アカウントの Bedrock に送信して処理されます。

CloudTrail イベントを確認してみると、次のように Elastic Beanstalk の対象環境から InvokeModel されているイベントが確認できました。

{
    "eventVersion": "1.11",
    "userIdentity": {

:

        "arn": "arn:aws:sts::123456789012:assumed-role/aws-elasticbeanstalk-ec2-role/i-0fcc85e4266ac50c4",

:

},
    "eventTime": "2026-03-07T23:27:56Z",
    "eventSource": "bedrock.amazonaws.com",
    "eventName": "InvokeModel",
    "awsRegion": "ap-northeast-1",
    "sourceIPAddress": "18.178.175.203",
    "userAgent": "aws-sdk-go-v2/1.41.1 ua/2.1 os/linux lang/go#1.24.13 md/GOOS#linux md/GOARCH#amd64 api/bedrockruntime#1.21.0 m/E",
    "requestParameters": {
        "modelId": "global.anthropic.claude-opus-4-6-v1"
    },
    "responseElements": null,
    "additionalEventData": {
        "inferenceRegion": "us-east-2",
        "inputTokens": 34649,
        "outputTokens": 709
    },

:
}

使用しているモデルはglobal.anthropic.claude-opus-4-6-v1でした。
inferenceRegionから、今回の推論リージョンがus-east-2であったことが確認できますね。

このあたりのカスタマイズは Elastic Beanstalk 側で固定で行われていそうなので、料金やデータ処理リージョン、レートリミットなどについては注意しましょう。

さいごに

本日は Amazon Elastic Beanstalk で AI を使ったトラブルシューティングを行える「AI分析」機能が追加されたので使ってみました。

分析自体は Amazon Q コンソールチャットでも良さそうですが、プロンプトなどなしでボタンポチで分析できるのは良いかもしれないですね。
今後のアップデートで分析結果が日本語対応される良いなと思いました。

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