『Tokyo dbt Meetup #7(ハイブリット開催)』 にオフライン参加してきた #dbt_tokyo

2023.12.21

アライアンス事業部 エンジニアグループ モダンデータスタック(MDS)チームのしんやです。

2023年12月18日(月)、dbtにおける国内コミュニティイベント『Tokyo dbt Meetup』の第7回イベントが株式会社MIXI コラボスペースにて開催されるということで参加してきました。当日のイベントはオンライン・オフライン同時開催の所謂"ハイブリッド開催"でしたが、今回はオフライン開催の方で参加してきました。

当エントリでは、この『Tokyo dbt Meetup #7(ハイブリッド開催)』に関してイベント参加レポートをお届けします。

目次

 

イベントレポート

当イベントの開催会場は株式会社MIXI様@渋谷スクランブルスクエア。渋谷駅直結です。素敵。勉強会会場自体もとってもオシャレなスペースでした。

オフライン会場限定のノベルティも幾つか配布されていました。今回はステッカーを頂きました(他に帽子もありました)。いやーこういうのはオフラインならではですねぇ。

イベントは冒頭、「dbt Meetup Tokyo」のホストである たきも/Shinya Takimoto@10X(@takimo)さんによる各種注意事項、イベント概要の説明がなされ、次いでセッション本編として3つの発表が為されました。

セッション内容に関しての雑談・実況や質問はdbtコミュニティのSlackチャンネルをとXのハッシュタグ( #dbt-tokyo )用いて行われていました。

ちなみにセッションに関する質問は主にコミュニティチャンネルにて展開。チャンネル内での会話や交流もとても盛り上がっていましたので、今回のイベントに限らず、dbtに興味関心がある方はぜひこちらのSlackコミュニティに入ってみてはいかがでしょうか。チャンネル全体では言語関わらず多くのチャンネルが展開されていますが、#local-tokyo というチャンネルでは日本語話者、東京のイベントに関するやり取りや交流が日々行われています。

このイベントに関しては後日に録画動画も公開されているようですので詳細な内容はそちらを(公開後)ご覧頂くとして、当エントリではざっくりそれぞれの内容を公開資料等を踏まえてレポートします。

 

OpenMetadataとdbtによるデータカタログの構築

セッション1本目は株式会社LayerXから平田拓也さん。担当しているデータ基盤における利用者のユースケースに合ったデータカタログを導入する必要があった平田さんが検討の結果選んだ「OpenMetadata」を導入・連携したというお話。dbtとの連携における手順や課題、今後の展望に関しても言及がなされた内容となっていました。

 

新たなdbt Pythonモデルの美の探求〜Snowflakeを添えて

セッション2人目はSnowflake株式会社よりFelipe Hoffaさん。英語セッションのため、同時通訳でKTさんも合わせて登壇する形に。内容としては以下2つのブログエントリを活用する形で「Snowflake環境上でdbt Python Model」を活用するとこんなに便利な事ができる、効率やパフォーマンスも向上するよ!といったものでした。FelipeさんとKTさんの会話の掛け合いもスムーズでSnowflake x Python Modelの良さを堪能出来た気がします。

 

新規事業でdbtを導入した話

  • 登壇者:渡辺 大貴氏(株式会社MIXI)

セッション3人目は株式会社MIXIより渡辺 大貴さん。モンストゲーム運用部 解析グループに所属する渡辺さんが、共通基盤で利用していくためのワークフローエンジンを検討、dbtを選定したというお話で、導入から運用に至るまで、良かった点・失敗した点等を含めた知見が共有されていた実りの多い内容でした。

 

まとめ

という訳で、『Tokyo dbt Meetup #7(ハイブリット開催)』 にオフライン参加してきたという内容の紹介でした。本編終了後はそのまま交流会が行われ、dbtであったりdbt界隈のプロダクトに関する会話を現地参加者の皆さんと楽しむ事ができました。

個人的にはクラスメソッドに入社後、更にはコロナ禍を経て「クラスメソッド社外のイベントにオフラインで参加する」という機会がめっきり減ってしまっていたので今回のオフライン参戦は新鮮であり、久々な感じではありました。やはりこのような形で皆さんと交流出来るのは良いものですね。登壇者の皆様、イベント運営に関わる皆様、参加者の皆様、ありがとうございました!