Microsoft Power BI Data Analystを受験してみた
はじめに
こちらはMicrosoft Power BI Advent Calendar 2022(カレンダー2)の2日目(2022/12/02)の記事です。
Microsoft Power BI Data Analyst(PL-300)を受験しましたので、勉強方法などをご紹介します。 試験勉強の際に、Power BI関連の書籍やYoutube等にお世話になりましたので、少しでも恩返しになれば幸いです。
試験概要
PL-300とは
詳細は公式サイトに記載されているのですが、ざっくり言うと「データを取得し、分析しやすい形に加工し、Power BIで可視化し、関係者に共有し、ビジネス価値を生み出せる能力」を問われる試験です。
評価されるスキル(公式サイトより)
- データの準備 (15 - 20%)
- データのモデル化 (30 - 35%)
- データの視覚化と分析 (30-35%)
- 資産のデプロイと保守 (10-15%)
各スキルの詳細は学習ガイド(英語)をご参照下さい。
勉強したこと
Microsoft Learn
試験情報のページ下部に、PL-300用のラーニングパスが用意されています。 以下のラーニングパスを一通り読みました。
- Microsoft Data Analytics の使用を開始する
- 分析するデータを準備する
- Power BI でのデータのモデル化
- Power BI でデータを視覚化する
- Power BI でのデータ分析
- Power BI でワークスペースとデータセットを管理する
各ラーニングパスの中には内容の重複もあるのですが、復習にもなるので勉強中の身には丁度良かったです。
なお、ラーニングパスの中には仮想環境で実際にPower BIを触れるラボ(※説明は英語)もあるのですが、試験日が迫っていたため説明を読むのみでスキップしました。技術習得する上で手を動かすのは効果的ですし、ラボはテキストで読んだ内容の総復習+αの内容になっているため、お時間ある方はラボも行うことをおすすめします。
Power BI Weekly News(Youtube)
こちらを数か月分まとめて視聴しました。
最新のアップデート情報を中心に、基礎的なことを含めた様々なTipsをデモを交えて紹介されており、Power BIの操作イメージをつかみながら学習できます。
個人学習では、手元ですぐに触れるPower BI Desktopに興味が向きやすかったのですが、Power BI Serviceなど組織で使う機能についても最新アップデート情報をきっかけに幅広く知る事ができ、とても良かったです。(今後は毎週見る習慣にしたい)
その他学習リソース
今回の試験勉強としては触れていませんが、以前に読んだ書籍等はこちらに記載しています。 内容の重複を避けて体系的に学ぶ際は、書籍での学習もおすすめです。
受験当日&結果
Pearson VUEにて自宅からオンライン受験しました。
試験中に休憩ができるのが新鮮でした。休憩前に見た問題を休憩後に見ることはできませんが、長時間の試験で途中休憩を入れられるのはありがたいです。
結果は787点/1000点で合格しました。ボーダーは700点なのであまり余裕はなく、まだまだ分かっていないところが多いと実感しています。
認定の更新は1年単位ですが、無料の学習と試験により更新できるので、引き続きスキルアップを狙っていきます。
おわりに
Microsoft Power BI Data Analyst(PL-300)の勉強方法などをご紹介しました。 これから受験される方の背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。