Gather.Town の料金体系が変わったようです
今年2月に当ブログで紹介して以降、弊社でも社内コミュニケーションツールとして絶賛フル回転利用中である『Gather.Town』。このサービスは無料で利用出来るプランと有償で利用出来るプランが用意されています。
この度、この有償プランの体系がリニューアルされたというお知らせがGather.Town公式Twitterアカウントから為されていました。
?Thrilled to announce our new pricing system is live! No more object limits, no more confusing tiers, and no more pricing tears! All that matters now is the length of your reservation.
It's just that simple. https://t.co/UVt9LT6gOU pic.twitter.com/lCIeujw2LO
— Gather (@gather_town) July 13, 2021
当エントリでは変更がなされた有償プランの内容について見ていきたいと思います。
新しい料金体系について
Gather.Townの料金体系については以下ページに詳細がまとまっています。
変更となった料金体系はこんな感じ。
関連するリリースノート(Changelog)によると、以下のような変更が入っているようです。
- オブジェクトの制限が無くなっている(従来ではプランに応じて利用出来るオブジェクトの種類が制限されている部分があった)。オブジェクトが多いほど、スペックの弱いマシンではタイムラグが発生する可能性がある...というのはこれまで同様変わりません。
- アクティブなイベントや今後予定されているイベントのレシートをダッシュボードから直接確認出来るようになった。全てのサブスクリプションは自動的に新しい低価格レートに移行し、その時点から次回更新日までの期間は日割り計算となる。
- 日割り計算は24時間単位で行われる。
- 午前0時を超える24時間のイベントは3ドル/ユーザー
- 25時間を超えるイベントは48時間のイベントと同様に6ドル/ユーザー
ページでは『料金計算ツール』(Pricing Calculator)が利用出来るようになってみます。試しに計算してみましょう。100人のユーザーが2時間利用した場合、合計で 200ドル(約22000円)。
100人のユーザーが1月利用した場合だと、合計で700ドル(約77000円)掛かる計算になりました。以前に比べると確かに安くなった感はありますね。
無料プランと有償プランの比較表についてもポイントを整理した形でページに記載されています。基本的な部分で言えば、人数の部分が明確な比較ポイントとなっています。25人を超えるようなユーザー利用が想定される場合は有償プランを検討した方が良さそうです。
機能(Features)に関しては特に相違点は無い模様。
アクセス管理、セキュリティについては幾つか『有償プランでないとサポートされていない』ものがあります。
Gather.Townでは教育期間や非営利団体での利用の場合は常に30%オフとなります。該当する場合は問い合わせを。
ページにはFAQも用意されています。
まとめ
という訳で、Gather.Townの料金プランが新しくなりましたよ!というお知らせでした。
全体的には分かりやすく、また安くなった感がある『Gather.Townの有償プラン』ですが、有償プランで普段使いするにはやはりまだ高いなーという印象は拭えないなと個人的には思いました。『特別なイベント行事として利用する』または『常時25人以上参加・交流するような使い方をしなければならない』ようなケースであれば検討の余地はあるのではないでしょうか。