GitHub ActionsのVS Code拡張の提供が開始されました(公開ベータ版)
こんにちは、CX事業本部 Delivery部の若槻です。
このたびのアップデートにより、GitHub Actions VS Code extensionが公開ベータとなりました。
下記のextensionを使うことにより、GitHub Actions workflowの管理をVS Code上で行うことができるようになります。
試してみた
VS Codeへのインストール
マーケットプレイスからextensionをVS Codeにインストールします。
サイドバーにGitHub Actionsのアイコンが追加されます。GitHubへのサインインを求められるので、サインインします。
サインイン後に[Refresh]ボタンが表示されるので、クリックします。
するとNo GitHub repositories found. Please open a folder that contains a GitHub repository.
と表示されました。
GitHub repositoryが含まれたフォルダーをVS Codeで確かに開いているのですが認識されていないようです。
この場合はVS Codeのウィンドウを閉じて、再度開くと認識されました。現在のrepositoryで管理しているworkflowの情報が表示されていますね。
Workflow実行履歴の確認
[WORKFLOWS]では実行履歴を確認することができます。ツリーをドリルダウンするとジョブやステップごとのステータスまで確認できます。
Workflow実行名右の[Open workflow run]をクリックすると、Workflow実行をブラウザで開くことができます。
またジョブ名右のボタンをクリックすると、ジョブのログをVS Code上で確認することができます。
Workflow設定の管理
[SETTINGS]ではGitHub Actionsが利用するEnvironments、SecretsおよびValiablesの設定を管理できます。
Valiablesの追加を試してみます。[Add new variable]をクリック。
プロンプトで名前の入力を求められるので、適当な名前を入力します。Enterキーを押すと、値を入力する画面に遷移します。
プロンプトで値を入力しEnterキーを押します。
入力した名前及び値でVariablesが追加されました。
ブラウザでRepositoryのSettingsを開き、[Variables]を開くと、VS Code上で追加した変数が追加されていることが確認できます。
Workflowの編集支援
Workflowファイルの編集における支援機能も提供されています。
スキーマに対するサジェストが行われるようになります。
SecretsやVariablesの場合は利用可能な一覧をサジェストしてくれます。
また構文の静的解析を行い、不正な場合はバリデーションエラーを表示します。
おわりに
GitHub Actions VS Code extensionが公開ベータとなったのご紹介しました。
ブラウザでGitHub Actionsの画面を開かなくても、workflowの実行状況の確認や設定ができるのは便利ですね。是非とも入れておきたい拡張機能です。
参考
以上