【レポート】GitHub Constellation Conference: CLOSING KEYNOTE #githubconstellation
はじめに
本記事はGitHub Constellation Conferenceのセッション「CLOSING KEYNOTE」のレポートです。
レポート
スピーカーはWomen Who Code Tokyoの佐藤 紘美さん。
自己紹介
外国学部ドイツ語学科専攻。
新卒で入社した会社が危険物に特化した物流会社。
Women Who Codeとは
本部が米サンフランシスコ。
テクニカル業界に興味がある、もしくは勤めている全ての女性のempowermentを目的としたNPO。
世界中に支部があり、世界中でミートアップが開催されている。
世界22カ国、82都市、メンバーは8万人以上。
テック業界における女性のキャリア発展とキャリア作りを応援している。
女性をテクノロジーの面からサポートする。
テクノロジー業界は女性が特に少ない。
Women Whoh Code Tokyo (WWCT)
設立から3年。メンバー664名。ミートアップは98回開催。
コアメンバーは2名。
アクティビティ。
Jaxaの女性エンジニアたちとのミートアップ。
ラズパイを使ったIoTハンズオン。
ハッカソン。家族がいる方もいるので18時までの開催。宿泊は無し。
アメリカ大使館共催のデータビジュアライゼーションセミナー。
VRワークショップ。先日大阪でも開催。
GitHubとの繋がり
WWCTにはエンジニアさんから初心者の方までたくさん来る。
初心者の方は何から始めたらいいのかわからない。
とりあえずWebサイトを作ってみたい。
黒い画面(ターミナル)を触ってみたい。
じゃあみんなでやってみよう。
WWC本部のWebサイトは英語。日本語で活動を紹介するWebサイトを作りたかった。
GitHubを使ってコラボレーション開発。
Header、Body、Footerでチームを分けて作業。
Meetup
Meetupページがある。
毎週火曜日夜に勉強会を行っている。
ホスト企業に場所を提供して頂いている。
NPOなので営利活動はできない。ホスト企業に助けてもらってる。
スタッフ大募集
コアスタッフが2名しかおらず大変。
一緒に活動してくれるスタッフを大募集中。
ホスト企業大募集
企業PRやリクルーティングOK。
公式イベントで会社をアピール。
女性支援を会社のアピールに繋げられる。
Take Action!
学びとは自分のネットワークの質を最適化すること。
例えばカーナビ。目的地を設定するとどこにでも連れていってくれる。
目的地が決まっているから使える。逆に言えば、目的地が決まっていないと使えない。
選択肢が多すぎると選べない。
例えばサブウェイ。最初はなかなか浸透しなかった。なぜか?
日本は定食文化だから。セットで提供される。
サブウェイは様々な選択肢があり、全部自分で決めなければいけない。
以前の会社で嫌なことがあり、引きこもっている時期があった。
そんな時にプログラミングに出会い、一人で勉強していた。
でも一人はつまらない。
アメリカに住んでいる友達がWomen Who Codeを教えてください。
参加したかったが、日本にはその活動が無かった。
直接サンフランシスコにいるCEOにメールで聞いたら「じゃあ日本でやりなよ」と言われた。
「自己表現は新しいエンターテイメントである」
ここにいる皆さんはその選択肢を既に持っている。
GitHubでソースコードを公開し、誰かに見てもらい、評価してもらう。
それは立派なエンターテイメントだと思う。
GitHubは自己表現のベストツール。
さいごに
弊社も女性エンジニアは決して多い訳ではないため、とても有意義な活動であると思いました。何かお力になれることがあればと思います。