Google Data PortalからSnowflakeに接続できるコネクタがリリースされました #SnowflakeDB

2022.09.06

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さがらです。

先日、Google Data PortalからSnowflakeに接続できるコネクタがリリースされました。

本記事ではこのコネクタを試して、Google Data PortalからSnowflakeに接続してみます。

接続手順

まず、Google Data Portalから新しいレポートを作成し、そのあと「データを追加」を押します。

Partner Connectors欄から「Snowflake」を選択します。

コミュニティコネクタを使用するた「承認」を押して、任意のアカウントを選択し、「Allow」を押します。

画面上にSnowflakeのユーザー名とパスワードを入れる欄が出てくるため、入力し「送信」を押します。

(account_name).snowflakecomputing.comの形式で、接続先のSnowflakeのアカウントURLを入力し、「次へ」を押します。

使いたいデータにアクセスできるロールを選択して、「次へ」を押します。

Data Portalで使用するウェアハウスを選択して、「次へ」を押します。

Data Portalで使用するデータベースを選択して、「次へ」を押します。

Data Portalで使用するスキーマを選択して、「次へ」を押します。

Data Portalで使用したいデータを抽出するためのクエリを記述し、「次へ」を押します。

画面右下の「追加」を押します。ポップアップが表示されるので、「レポートに追加」を押します。

画面上に、設定したクエリが返すフィールドの一覧が表示されたら、接続完了です!

注意点:記述するクエリが返す結果のデータ量に気を付けましょう

簡単にディメンションや指標を選択してグラフを書こうとしたところ、下図のようなエラーが出てきました。

ちょっと困惑したのですが、ドキュメントを見直した所このような記載がありました。先ほど記述したSELECTクエリは6000万行を返すため、これに引っかかってしまったのではないかと推測しました。

Google limits the returned data set to 1 million rows and 50 MB of data. You may see unexpected errors when trying to return more data.

limit 1000を追加して試してみます。

すると、すぐに値がデータポータル上に表示されました!記述するクエリが返す結果は100万行以内かつ50MB以内、となるように気を付けましょう!

参考:Data Portalの使い方

Data Portalの使い方については、公式ドキュメントをご覧ください。

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