リリースされたばかりのGPT-4を触ってみた
吉川@広島です。
GPT-4がアナウンスされましたので早速触ってみました。
GPT-4の特長
上記アナウンスによると:
- GPT-3より信頼性や創造性アップ。より細かな指示にも応えられる。
- 司法試験で上位10%のスコアで合格
- GPT-3は下位10%だった
- 画像入力ができる(ただしまだ機能公開していない?)
- 「この画像のどこが面白いのか?」をGPT-4に質問するデモを紹介している
(もし不正確な理解があればご指摘下さい)
一方で、依然として不正確な回答する可能性があるので注意してねともあります。
Limitations Despite its capabilities, GPT-4 has similar limitations as earlier GPT models. Most importantly, it still is not fully reliable (it “hallucinates” facts and makes reasoning errors). Great care should be taken when using language model outputs, particularly in high-stakes contexts, with the exact protocol (such as human review, grounding with additional context, or avoiding high-stakes uses altogether) matching the needs of a specific use-case.
GPT-4になったからといって人間によるチェックが不要というわけではありません。
触ってみた
設定
では早速ChatGPTにログインします(筆者はChatGPT Plusユーザです)。
このようなポップアップが。Tryボタンを押します。
画面上部のプルダウンメニューでモデルを選択できるようになっているようです。ちょっと気になった点として、GPT-4はSpeedが2になっています。GPT-3.5はSpeed5で、実際使ってみてそれぐらいの出力の速度差は感じました(GPT-3.5より遅い)。
プログラミングの質問をする
AWS SDK for JavaScript v3のサンプルコードをオーダーしてみます。
GPT-3.5:
GPT-4:
GPT-4はアイコンが黒色になるみたいです。
アイデアを貰う質問をしてみる
方向を変えて、アイデアを募るような質問をしてみます。このブログタイトルを魅力的にする案を考えてもらいましょう。
GPT-3.5:
GPT-4:
API利用はウェイトリスト登録が必要
気になるAPI利用についてですが、API自体は既存のgpt-3.5-turboと同じでChatCompletions APIが使えるようです。ただ、利用にはウェイトリスト登録が必要なようです(現時点)。