ブログのテーマ出しと執筆方法 – てぃーびーの場合
こんにちわ。従業員体験( EX ) の向上がミッションのエンジニアリング統括室に所属しているてぃーびーです。
最近、 談話室 を実施する過程で社内のいろいろな方とお話しているのですが、ブログによるアウトプットに関する質問をいただくことが複数回あり、せっかくなので記事にすることにしました。今回はテーマ出しと執筆方法についてまとめます。
DevelopersIO では入社から半年で 63 記事執筆してます。月10記事くらい。
個人ブログでいうと一時期年に900記事以上書いてるときもありました。
ブログのテーマ出し
前提として、ネタ帳を作ってストックする運用はしていません。リアルタイムで必要だと思ったものを執筆しています。
観点
何を元に記事化対象を判断するかというと
- 複数の人にとって役立つ情報か?
という観点になります。これは自分の気質からかもしれませんが、取り組んでいる対象の影響範囲が
- 個別なのか
- チームなのか
- 会社全体なのか
- 自社以外にも関わるのか
などを考えてより広い貢献をしたいと考えている背景があります。
テーマ出しのタイミング
そして、どんな記事を書くか決めるタイミングは3つあります。
1つめは誰かに求める情報を提供した場合です。例えば同僚に採用に関する相談を受けて説明をしたとき、その情報は社内外の他の人にとっても役立つ可能性があります。2人以上から同じ相談を受けることがあるならなおさらです。また、説明した相手にとってもブログ記事として整理された形で好きなときに再確認できます。この記事自体がこのパターンです。
2つめは新たに何かを学んだ場合です。何か新しいことを学んだとき、それを他の複数の人にも共有する価値がありそうかどうかを検討し、価値がありそうならブログ記事にします。
3つめはブログを書くためにテーマを考える場合です。今日ブログをかこう、と決めているときにテーマを考えます。このとき「複数の人にとって役立つ情報か?」という観点に沿って、最近人と話したやりとりや自分が新たに得た知識を思い返します。そこで「複数の人にとって役立つ情報か?」という観点を満たすテーマが見つかれば、それを執筆します。
ブログの執筆方法
通常パターン
通常パターンは、「テーマ出しのタイミング」で記載した1つめと3つめの流れでの執筆です。
誰かが求める情報を提供した場合と、必要なテーマを考えて誰かの役に立つと思えるものについてまとめるときです。
この場合、以下のように執筆します。
- 相手に伝えたい情報自体はテーマ出しの時点で決まっている
- 仮タイトルを付けます
- アウトラインを考えます。見出しのみを作成します
- アウトラインに沿って、各見出しの詳細を埋めます
- 必要な見出し画像を差し込みます
- 全体を読み返して推敲します
- 本タイトルを付けます
ながらパターン
ながらパターンは、「テーマ出しのタイミング」で記載した2つめの流れでの執筆です。
新たに何かを学んだものについてまとめるときです。
この場合、以下のように執筆します。
- 何かを学びながら、 Markdown で学んだ内容を整理する
以降は通常パターンと同じです。しかし、先に学習しながらまとめた元ネタがあるので、その情報をベースに省エネで執筆できます。
その他のポイント
- 分割可能な記事は無理に1記事にまとめずに複数回に分割してだす
- 一定のカテゴリーをカバーする記事を書く場合はシリーズものとして個別に記事を執筆し、最後にそれらをまとめたリンク集の記事をつくる
まとめ
執筆のテーマ出しと執筆方法について紹介しました。
特別珍しい情報もないかもですが、参考になれば幸いです。逆に言うならモリモリと記事を量産してますが、割と普通の事をやってます。
おまけ
弊社には様々な雑談 Slack channel をベースとした部活があるのですが、猫好きがあつまった misc-cat channel のコンテンツになりました。猫はいいぞ。